西東京三大学共同サステイナビリティ国際社会実装研究センターロゴ

お問い合わせ
研究プロジェクト

研究プロジェクト





プロジェクト一覧

三大学連携を通じた発展途上国を含む海外における持続可能な産業振興と市場開拓

「最後の巨大市場」と呼ばれるアフリカを含むインド太平洋地域のグローバルサウス諸国のポテンシャルに、各国の企業から注目が集まっています。その一方で、規制・法令の整備、運用面のさらなる環境改善が望まれています。具体的には、コンプライアンスの意識の相違や、事業の主導権での対立、生産現場での賃上げ・労務管理に対する違いによる摩擦など、サステイナブルな開発を実現するには、多くの課題が山積しています。

本事業では、西東京三大学サステイナビリティ国際社会実装研究機構で、自然科学の成果による産業応用・商品開発の検討・実装し、さらに、これらの活動について人文・社会科学的観点から持続可能性を検証します。そして、多様なステークホルダーとの協働による政策提言や情報発信を通じて、持続可能性の概念を可視化し、国際社会へ普及させる取り組みを継続していきます。

活動レポート

2025.3.26 西東京三大学サステイナビリティサイエンス研究センター(S2RC)の第1回勉強会を開催

 アルメニアでの社会実装研究


3月26日に東京農工大学 本部において、S2RCの第1回勉強会を開催しました。今回は、それぞれの大学を互いに知ること、そして、持続可能な食料生産・多様な食文化に関する文理融合研究を促進することを目的とした勉強会を開催しました。今後、J-PEAKS事業に関して、コメづくりや小麦づくりの価値と食文化形成などについて研究を推進していきます。

2025.3.24 アルメニア共和国でのスマート農業プロジェクトに関する調査研究を実施(報告)

 アルメニアでの社会実装研究 アルメニアでの社会実装研究


川端副センター長の研究グループが、アルメニア共和国でのスマート農業プロジェクトに関する調査研究を実施しました。ロシアのウクライナ侵攻、ナゴルノカラバフ問題等から、食糧安全保障のため、小麦の受給率を上げることが重要です。そこで、スマート農業を用いた小麦栽培の可能性を研究しており、2024年度はアルメニアのシラク州で現地調査を行いました。

2025.2.28 インド工科大学ハイデラバード校との国際共同研究に関する視察・調査を実施

 インドでの社会実装研究 インドでの社会実装研究

2025年2月26日から3月1日にかけて、山中センター長と田川義之教授は、インド工科大学ハイデラバード校(IITH)との国際共同研究に関する視察・調査を実施しました。本学とIITHは、持続可能な社会実現に向けた高機能材料の創出を目的とし、それを実現するための革新的材料制御・製造技術を開発することを目指し、国際共同研究を推進していくことを協議しました。今後、双方向的な人材交流も積極的に推進していく予定です。

2025.2.19 ガーナにおいて持続可能なカカオ生産に関する研究報告会を実施

 ガーナでの社会実装研究 ガーナでの社会実装研究

2025年1月25日から2月19日にかけて、宮嵜 特任助教の研究グループのSylvia Kpabitey博士が、ガーナに長期滞在し、持続可能なカカオ生産に関する調査研究を実施しました。現地のCOCOBODとの調査打ち合わせを行い、2025年度以降に、現地調査をさらに深く実施することになりました。

2025.1.23 東京外国語大学において持続可能なカカオ生産に関する研究報告会を実施

 ガーナでの社会実装研究 ガーナでの社会実装研究

2024年1月23日に、宮嵜 特任助教の研究グループと東京外国語大学 現代アフリカ地域研究センターのセンター長 武内進一教授が、ガーナにおける持続可能なカカオ生産に関する研究報告会を実施しました。

2024.11.4 ウズベキスタンにおける園芸農業(干し柿プロジェクト)に関する調査研究を実施(報告)

ウズベキスタンでの社会実装研究
ウズベキスタンでの社会実装研究

川端副センター長の研究グループおよび本学フィールドサイエンスセンター 伴 准教授が、ウズベキスタンにおける園芸農業(干し柿プロジェクト)に関する調査研究を実施しました。このプロジェクトでは、本学の姉妹校であるサマルカンドアグロイノベーション大学、NPO法人日本ウズベキスタン協会と協働し、JICA草の根技術協力事業「干し柿を用いた副収入向上のための技術移転モデルの確立」を実施しています。本年度は、1.7tの干し柿を現地で生産しました。また、サマルカンドアグロイノベーション大学で小規模農家を集めてワークショップを開催しました。

2024.7.7 インド・ハイデラバードにおける国際社会実装研究を調査

 インドでの社会実装研究 インドでの社会実装研究

2024年7月5~7日に、山中センター長、宮嵜 特任助教、若松 特任講師がインド・ハイデラバードに訪問し、National Institute of Warangal (NIT Warangal)や現地のバイオテクノロジー関連企業を視察しました。本学J-PEAKS事業では、ポンガミアと呼ばれるマメ科植物由来のバイオ燃料(SAF)に関するプロジェクトを推進しており、ポンガミアの原産地であるインドに大きく注目しています。この活動では、インドの持続可能な農業・社会貢献型事業に取り組むスタートアップの視察を通じ、アントレプレナーシップ教育機会や将来的なサステイナビリティ共同研究の展開可能性を探りました。

2023.7.26 ハワイ州産業経済開発観光局と社会実装研究について協議

ハワイでの社会実装研究

2023年7月26日に、山中 西東京三大学サステイナビリティ国際社会実装研究センター長が東京農工大学千葉学長とともに、ハワイ州産業経済開発観光局に訪問し、ハワイでの社会実装研究や連携事業について協議しました。三大学の研究や連携実績を海外の様々な地域へ展開して参ります。