目的
東京外国語大学、東京農工大学、電気通信大学(以下、三大学)は、それぞれ「言語・リベラルアーツ、地域研究」「食料、エネルギー、ライフサイエンス」「情報・通信(ICT)、人工知能・ロボティクス、光工学」を強みに、先導的教育研究活動を行っています。これらの強みに加えて、西東京地区(多摩地区)に所在・近接する好立地を活かし、組織レベルの連携を進めてきました。
三大学ではすでに、大学院 共同サステイナビリティ研究専攻(以下、三大学共同専攻)「大学の世界展開力強化事業」といった学位/教育プログラムの構築・実施をとおして、海外の大学・研究者・学生等、多様な粒度のパートナー(国際ネットワーク)を有しています。さらに、これらの国際ネットワークをとおして、現地の大学・地域における最新の研究・社会実装ニーズの掘り起こしが可能です。
2022年度には、三大学の学長のリーダーシップにより「西東京三大学共同サステイナビリティ国際社会実装研究機構」(以下、機構)を新設し、当該「教育」実績を基盤に、さらに「研究」活動とこれらの研究成果を活かした「社会実装」活動にまで三大学連携を拡大・充実させ、ひいては国境を越えた「社会貢献」並びに「多文化共生」社会実現への寄与を目指しています。
本機構は、上記の背景と三大学の強み・実績を踏まえ、「グローバルサウス」(現代の資本主義のグローバル化により負の影響を受ける世界の場所や人々)を含む世界各地を主な活動地域とし、以下3項目を使命としています。
▶ 多様なステークホルダーとの協働による政策提言や情報発信を通じた、持続可能性の概念の可視化と国際社会への普及
▶ 自然科学の成果による産業応用・商品開発の検討・実施、並びにこれらの活動についての、人文・社会科学的観点による持続可能性の検証
▶ 日本とグローバルサウスを中心としたこれからの包摂社会の在り方の考察・推進
上記の使命を果たすべく、東京農工大学では「西東京三大学共同サステイナビリティ国際社会実装研究センター」を設置いたしました。
運営体制(三大学の連携)
本センターは, 東京外国語大学「学際研究共創センター」及び電気通信大学「共創進化スマート社会実現推進機構」と連携運営をしています。
電気通信大学 共創進化スマート社会実現推進機構
メンバー紹介
西東京三大学サステイナビリティ国際社会実装研究機構
機構長 |
三沢 和彦(東京農工大学 理事(経営戦略・人事担当)・統括理事・副学長) |
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東京農工大学 西東京三大学サステイナビリティ国際社会実装研究センター
センター長 |
山中 晃徳(東京農工大学 工学研究院・教授, 学長補佐(DX担当)) |
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副センター長 |
川端 良子(東京農工大学 農学研究院・教授) |
副センター長 |
伏見 千尋(東京農工大学 工学研究院・教授) |
運営メンバー |
帖佐 直(東京農工大学 農学研究院・准教授) |
運営メンバー |
兼橋 真二(東京農工大学 工学研究院・准教授) |
運営メンバー |
伊藤 輝将(東京農工大学 未来価値創造研究教育特区・准教授) |
運営メンバー |
鈴木 龍汰(本センター・特任助教) |
運営メンバー |
宮嵜 絢子(本センター・特任助教) |
運営補佐 |
加藤 綾子(東京農工大学 大学院工学府共同サステイナビリティ研究専攻・コーディネーター) |
公募情報
教員公募
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