豪州・
クイーンズランド
事業
本学と参画機関である
クイーンズランド大学等との
国際共同研究に基づき、
バイオマス生産と持続可能な
航空燃料(SAF)の製造に関連する
尖端研究を行っています。
ポンガミア生産と
航空燃料
本学では 「持続可能な航空燃料 (SAF)に関する国際環境認証及び新規原料開発に関するオープンプラットフォーム(SAF-OP)」 を設立し、SAF原料等(ポンガミア等)の安定供給に資する技術開発やSAFの事業化体制の構築などに向けた産学官連携の取組を令和6年4月1日より開始いたしました。 SAF原料の候補は複数ありますが、近年特に注目されるマメ科植物であるポンガミアに焦点をあて、ポンガミアの栽培技術に関する研究開発を行います。また、デジタルトランスフォーメーション(DX)、ポンガミアSAFの経済価値評価、SAF生産のサプライチェーン評価を含む原料からのSAF製造に関する応用研究を民間企業とともに進めてまいります。本事業にて得られた知見に基づき、オーストラリア北東部などの世界各地におけるポンガミア栽培技術および農地管理、SAF製造技術の革新につなげるとともに、それに必要な新たな農学・工学的技術開発およびその検証を進めてまいります。
本事業の最終目標は、安定的なSAF供給をポンガミア栽培により実現することで、低炭素社会を創出することです。この目標実現に向け、微生物機能と日本型果樹栽培技術を活用した高収量・省力型のポンガミア栽培体系の創出、新規ポンガミア栽培モデルの構築、このモデルに基づく他地域への技術応用の検証と実装、SAF製造の高度化・高効率化技術の開発などを行ってまいります。 本プロジェクトでは、豪州・クイーンズランド州における バイオマス資源を活用した持続可能な航空燃料の製造に向けた 研究開発を行っています。
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