Laboratory of terahertz science and devices
東京農工大学 知能情報システム工学科 張研究室
テラヘルツ周波数帯の半導体マイクロ/ナノ構造の基礎と応用
当研究室のHP https://sites.google.com/go.tuat.ac.jp/terahertz にも公開されています(更新はより早い)。
R6 年度研究室仮配属に関する見学
【日程】 10月17日(2/3/4限) 、18日 (2/3/5限) 、23日 (2/3/4限) 、25日(2/3/5限)。その他希望可
志望者へ
未知の物性を探索したい方、究極のものづくりを挑戦したい方、光とナノ世界の美しいさを見たい方、我々の仲間になりましょう!
企業の方へ
テラヘルツセンサの開発と応用、材料のテラヘルツ物性(導電キャリアの解析など)、MEMS(微小電気機械システム)素子の開発、微分干渉振動解析技術の開発と応用など、共同研究を期待しております
Contact: zhangya(at)go.tuat.ac.jp
研究紹介:一緒にテラヘルツの研究を挑戦しよう
ナノ構造のテラヘルツ分光
MEMS テラヘルツセンサ
微分干渉振動解析
当研究室は、テラヘルツ周波数帯の半導体デバイスと半導体物性に焦点を当てて研究を行っています。
テラヘルツとはなにかについて、簡略に言えば、テラヘルツ波とは光波と電波の両方の特徴を持って、周波数が非常に高い電磁波をいいます。テラヘルツ波は光波のように直進するとともに、電波のように物質を透過することができます。そのため、テラヘルツ波は、半導体エレクトロニクス、生物学、セキュリ ティーチェック等の幅広い分野での応用が期待されています。
当研究室は、テラヘルツ技術を中心に、半導体量子ナノ構造やナノメカニカル構造の新規な物理現象やダイナミクスを解明し、単電子トランジスタ、量子情報処理デバイス、超高感度テラヘルツセンサーなど、次世代エレクトロニクスの開拓に向けた基礎物理とデバイス応用の研究を行っており ます。
新着情報/ What's New
D3送別会& B4の進学お祝いパーティー 2024.9.30
D3の李君は博士後期課程を修了し、博士学位を取得しました。また、B4の全員も大学院試験に合格しました。おめでとうございます!
卒業式 2024.3.26
M2の飯森さん・江端君・首藤君、B4の竹内君・柳井君は順調に卒業・修了しました。おめでとうございます!
学生の学会発表 2024.9.20
M2の劉君、原田君、M1の趙君は、新潟で行った応用物理学会秋発表会口頭発表しました。
Qian Liu, Mirai limori, Ya Zhang, Visualization of strain distribution in MEMS resonators using stroboscopic differential interference contrast microscopy, 第85回応用物理学会秋季発表会,2024.9.17
Zihao Zhao, Kazuho Harada, Chao Li, Isao Morohashi, and Ya Zhang,Multi-frequency terahertz quasi-MIM absorber for integrating with thin-film MEMS bolometer,第85回応用物理学会秋季発表会,2024.9.20
原田 和歩,趙子豪,李超,諸橋 功,張亜,Fabrication of terahertz quasi-MIM absorbers for integration with thin-film MEMS bolometers,第85回応用物理学会秋季発表会,2024.9.20
学生の国際学会発表 2024.1.25
M2の劉千君はThe 37th International Conference on Micro ElectroMechanical Systems (IEEE MEMS 2024, Austin, USA )にポスト発表をしました。Proceeding論文の情報は下記の通りです。
Q. Liu, M. Iimori, C. Li, and Y. Zhang, “Visualization of Vibration In MEMS Resonators Using Stroboscopic Differential Interference Contrast Microscopy with Enhanced Temporal Resolution,” in 2024 IEEE 37th International Conference on Micro Electro Mechanical Systems (MEMS), Jan. 2024, pp. 584–587.
論文掲載 2024.1.5
共著論文 "Stabilized Terahertz Quantum Cascade Laser Dual-Comb Sources with a Hybrid Locking" は 論文誌 ACS Photonics に掲載されました。
Yiran Zhao, Ziping Li, Xuhong Ma, Kang Zhou, Wen Guan, Chenjie Wang, Shumin Wu, Han Liu, Wenjian Wan, J. C. Cao, Ya Zhang, Heping Zeng, and Hua Li, ACS Photonics 2024 11 (2), 520-528
DOI: 10.1021/acsphotonics.3c01379
展示会 2023.7.24
「大学見本市2023~イノベーション・ジャパン」に出展しました(「広帯域MEMSセンサとMEMS振動解析装置」)。これは国内最大規模の産学連携マッチングイベントで、対面開催されるのは4年ぶりでした。様々な分野の方々に我々の研究をアピールしました。
論文掲載 2023.6.1
D3の李超君のReview論文 "Terahertz Detectors Using Microelectromechanical System Resonators" は 論文誌 Sensors に掲載されました。おめでとうございます
https://www.mdpi.com/1424-8220/23/13/5938
卒業式 2023.3.24
毎年、桜が満開になる頃、卒業式が開かれる。 張研究室は今年、大学院生4名、学部生4名が卒業しました。 おめでとうございます!
Every year when cherry blossoms, it is the time to open the graduation ceremony. This year we have 4 graduate students and 4 undergraduates students. Congratulations!
受賞 2023.3.8
張准教授はエレクトロニクス分野の若手研究者の登竜門である「丸文研究奨励賞」(受賞業績:MEMS共振器の熱伝導と振動モードの制御による高感度テラヘルツ検出)を受賞した。
丸文財団の丸文研究奨励賞は、科学技術の進歩ならびに次世代の産業創出に資する創造的産業技術の向上に対して最も貢献が期待される顕著な研究業績、将来的に貢献が期待される研究業績、または成果を挙げつつある研究を表彰するものです。
論文掲載 2022.12.24
D3の李超君の論文 "Mechanical nonlinearity control in doubly clamped MEMS beam resonators using a preloaded lattice mismatch strain" は Q1論文誌 Physical Review Applied に掲載されました。おめでとうございます
論文掲載 2022.7.8
M1の飯森さんの論文 "Two-dimensional measurement of resonance in MEMS resonators using stroboscopic differential interference contrast microscopy" は 論文誌 OPTICS EXPRESSに掲載されました。おめでとうございます
M2の山本さんの論文 "Thermal and Optical Properties of Porous Nanomesh Structures for Sensitive Terahertz Bolometric Detection" は論文誌 Sensorsに掲載されました。おめでとうございます
卒業式 2022.3.24
張研では今年2名の修士、2名の卒論生が修了しました。新しい人生への旅立ちおめでとうございます!
卒論、修論発表 2022.2.28
M2の関君、福田君は修論発表、B4の江端君、飯森さんは卒論発表しました。お疲れ様です。
また、 飯森さん は優秀論文賞を受賞しました。おめでとうございます!