技術

オリエンテーリングをするうえで使う技術はたくさんあります。
ここで、基本的なものをいくつか紹介させていただきます。

①コンパス直進(コン直)
次の目的地が地形などを見てもどうも把握しづらい…
そんなときに使えるのがこの「コンパス直進」。
やり方はいたって簡単。
地図上で、行きたい方向に対しコンパスに描かれた矢印を合わせます。
次に、コンパスの針と地図の南北とを合わせ、コンパスの針を設定します。
そうするとコンパスに描かれた矢印は目指すべき方向を指すようになり、その方向に向かって直進すればよいということになります。
次に目指すべき地点の場所を大まかにつかむのにもこの技法が使えます。

②コンタリング
実際には「コンタリング」という単語は存在せず、造語です。
ずっと同じ高さのところを走っていくことを指します。
主に、同じくらいの標高にある斜面上の二点間を移動したいときに使われます。

③エイミングオフ
ルート取りの技術のひとつです。
チェックポイントに対してあえて狙いを外してコンパスの針を設定、直進路がそれたときのリスクを最小限に抑える方法です。
たとえば今いる場所から次のポストを目指すとき。
ポストに向かってまっすぐ突き進むのが当然最短ですが、いかんせん山の中ではどうしてもズレが生じるというもの。
目の前にポストが見える!…なんてことはそうそう無くて、おそらく左右のどちらかにずれるはずです。
そんなときに、あえてポストに対して狙いを左にずらしたうえで進んでその後右側へと進んでいけば、まっすぐ行くよりもより確実にポストを見つけることができます。
次のポストが尾根の先端や森を抜けたところの道にあるときなどは、こんなルート取りだって可能です。

④キャッチングフィーチャー
鉄塔や広い空き地(オープン)など、どうやっても見逃し得ない大きな特徴物のことです。
正確に目で捉えることができるので、そこまではある程度ざっくりと走っていくことができます。

その他にももっともっといろんなテクニックがあります。
が、しかし…こうやって口頭で述べてもちゃんと説明しきれている気がしません(笑)
正直なところこうしたテクニックは「習うより慣れろ」ということで山中にて実際に使ってみたほうが早く覚えられます。
てなわけでみんなもオリエンやってみよう!!

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