学内の動き T行事・イベント
◎ 「ペアレンツ・デー」を開催
 11月19日(日)、ルミエール府中(府中市市民会館)において、学部3年次(共同獣医学科は4年次、5年次)に在学する学生の保護者を対象に、「ペアレンツ・デー」を開催しました。
 「ペアレンツ・デー」は、学生の保護者に本学の修学環境を直接ご覧いただき、進学、研究、就職などの状況及び各学部・学科の教育方針をより深く理解していただくことを目的として、平成24年度から開催しているものです。6回目の開催となる今年度は、対象となる学生970名に対し、400名の保護者が参加し、関心の高さが伺えるものとなりました。
 午前の全学セッションでは、大野弘幸学長の開会挨拶の後、梅田倫弘理事(教育担当)・副学長から教育と研究、学生支援及び、進学・就職状況に関する説明、馬渕麻由子大学教育センター准教授から進学・就職を控えた大学生のメンタルヘルスに関する説明を行いました。また、「農工大における学生生活」と題した講演では、農学府生物生産科学専攻、工学府生命工学専攻にそれぞれ在学中の修士学生2名及び博士課程後期修了後、花王株式会社に在職中の修了生1名の合計3名による体験談に、参加した保護者は熱心に聴き入っていました。
 午後は各学部のキャンパスにて、学部セッションを開催し、学部・学科の教育・研究内容及び進学・就職状況についての詳細な説明及び研究室見学、個別相談を行いました。
 保護者へのアンケート結果からは、「役に立った」「一部役に立った」との感想がほとんどを占め、満足度の高さが窺えました。また、自由意見としては、「大学として学生を鍛えぬこうとしている姿勢を強く感じました。」「学生がこれから社会人あるいは研究者として、社会に出て行く時、揺るぎない根っこを持って巣立って行けるようにアドバイスいただけると有り難いです。」「実際に現場を見て安心しました。大変アットホームな雰囲気で見学させて頂きました。」等の声が寄せられ、保護者に対して直接説明する機会の意義を改めて認識できた一日となりました。
 
学長挨拶 講演に熱心に聞き入る保護者
 
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