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◎ 「第5回テニュアトラック教員による創発型シンポジウム 〜叡智〜」を開催
 11月17日(金)、小金井キャンパスにて、「テニュアトラック教員による創発型シンポジウム」を開催しました。
 このシンポジウムは、全国のテニュアトラック教員、若手研究者の有志により、持ち回りで開催しており、本年で5回目となります。今回、本学で開催するに当たり、実行委員の堀川祥生テニュアトラック特任准教授(委員長)、川野竜司テニュアトラック特任准教授、鈴木丈詞テニュアトラック特任准教授、半智史准教授が中心となって、本学テニュアトラック教員及びテニュアトラック経験教員が協力し合い、企画運営を行いました。
 「テニュアトラック経験者による体験談」を講演いただくシンポジウムと、若手研究者によるポスターセッションの2本立てで実施し、67名の研究者や学生にご参加いただきました。
 シンポジウムでは、冒頭に荻原勲理事(学術・研究担当)からの挨拶、村田章テニュアトラック推進機構長から、本学のテニュアトラック制度についての紹介がありました。
 続いて、テニュアトラック経験者の加用千裕准教授(農学研究院)、吉田紀生准教授(九州大学)、田中良和教授(東北大学)、竹井邦晴准教授(大阪府立大学)の4名の先生方にご講演いただきました。各自の分野で大活躍なさっている気鋭の若手研究者から、テニュアトラック期間中の経験談や感じたことを率直に話していただきました。ライフイベントと研究生活との両立、外部資金獲得の苦労話、学生との接し方等、どの先生の講演も大変おもしろく、テニュアトラック教員や研究職に興味のある学生にとって大変参考になったようです。
 ポスターセッションでは、28件の発表がありました。様々な分野が一同に集まり、活発な議論があちこちで見られました。
 終了後には意見交換会を開催し、人的交流を深めました。
 今回はテーマの「叡智」にふさわしく、若手研究者の叡智を集めて今後の研究活動に役立てる会となったと思います。
 
講演者の先生方(上段左:加用千裕先生,右:吉田紀生先生,下段左:田中良和先生,右:竹井邦晴先生) 荻原理事の挨拶
シンポジウムの様子 ポスターセッションの様子
 
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