学内の動き T行事・イベント
◎ 大学院進学説明会を開催
<農学府 生物制御科学専攻>
 6月4日(土)、府中キャンパスにおいて、農学府生物制御科学専攻の大学院入試説明会が開催されました。
 この説明会は、学内外の進学希望者に本専攻の研究内容を紹介し、幅広く人材を募集する目的で平成25年度から毎年開催されており、今年度は20名の参加者がありました。
 当日は、専攻長の福原敏行教授による挨拶と専攻の概要説明ののち、6研究室の教員による研究内容の紹介がありました。研究室紹介の内容は多岐にわたりましたが、参加者は教員の熱意のこもった説明に真剣に聞き入っていました。その後、授業料免除・奨学金、修了生の進路、入学試験の概要の説明が広報委員からありました。
 全体説明会終了後、参加者は志望する研究室を訪問・見学しました。教員からより詳細な説明を受け、在学生との懇談を通じて研究室の雰囲気を体感したことで、受験への意欲を高めたようでした。

<農学府 生物生産科学専攻>
 6月11日(土)、府中キャンパスにおいて、農学府生物生産科学専攻の大学院進学説明会が開催されました。
 本専攻では、本学の学生のみならず、他大学からの進学希望者にも専攻の研究・教育・進路の内容を周知し、進路決定の一助となることを目的とし、入試説明会をいち早く導入して年2回開催しています。今年度の前期は学外からの19名を含む43名が参加しました。あらかじめ参加申し込みを行った学生の出席率は100%であり、本専攻の研究教育に注目が集まっていることが実感できました。
 当日は、専攻長の大川泰一郎教授から入試の概要および専攻の研究・教育・進路の特色について説明が行われました。続いて、教育委員によるカリキュラムの説明、学生生活委員による就職状況や奨学金・学生生活に関わる説明が行われました。その後、参加者が志望する研究分野の教員との面談・研究室案内などが行われました。
 なお、生物生産科学専攻では、二次試験が行われる前(期日未定)にも、学内外の志望者を対象に、同様の入試説明会を開催する予定です。

<農学府 共生持続社会学専攻>
 6月18日(土)、府中キャンパスにおいて、農学府共生持続社会学専攻の大学院入試説明会が開催され、他大学の学生を中心に9名が参加しました。
 プログラムでは、専攻長の野見山敏雄教授による冒頭の挨拶の後、専攻の概要および入試、カリキュラム、修了生の就職状況などについて説明がありました。また、学生生活委員の澤佳成講師から奨学金や授業料免除についても説明がありました。
 専攻の概要説明では、さまざまな分野が融合した極めて特徴的な専攻であり、独創的な学際研究を行いうる雰囲気に満ちていることが紹介されました。続いて行われた質疑応答では、参加者から、外部試験のスコアシートの提出方法や入学定員などについて、熱心な質問が多数寄せられました。
 また、説明会後には個別面談コーナーが設けられ、希望する主指導教員との間で質疑応答が行われました。
 全プログラムを通して、学内外の進学希望者に対して、本専攻の教育研究内容を紹介し、受験へのモチベーションを高めてもらう良い機会となりました。

<農学府 自然環境保全学専攻>
 6月26日(日)、府中キャンパス第1講義棟において、農学府自然環境保全学専攻の志望者に向けた大学院進学説明会が開催されました。説明会には、他大学の学部生8名を含む21名が参加しました。
 専攻長の梶光一教授による挨拶の後、学生生活委員の吉川正人准教授が、専攻の教育研究の目標、カリキュラム、修了後の進路などについて説明を行いました。特に、野生動物の増加による生態系と農林業への影響や、都市緑地の保全管理について、専攻教員が連携して学際的な研究活動を行っている事例が詳しく紹介されました。そして、入学後は複数の研究室にまたがった指導を受けながら、こうした学際的な研究課題にも取り組むことができるシステムがあることについても説明が行われました。
 全体説明会の修了後には、指導を希望する教員との個別相談の時間を設けました。受験生が事前に研究室の活動内容を十分に理解することにより、進学意欲の向上に大いに役立ったものと思われます。
 今年度は、遠方の受験生が参加しやすくなるようにとの配慮から日曜日の開催としましたが、公務員採用試験やTOEICの試験日などと重なってしまい、参加者数は例年に比べて増えませんでした。このことは反省点として、次回の説明会の計画時に留意したいと思います。
 
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