10月26日（日）、府中キャンパス農学部附属動物医療センターにおいて、公開講座「小動物臨床獣医師養成講座 中級外科：イヌの膝蓋骨脱臼整復術」が開催されました。
本講座は、「獣医師の卒後再教育プログラム アドバンス イン 農工大！」が主催し、リカレント教育による獣医師のスキルアップ・再就職支援を目的として毎年開催されているもので、受講者からは、臨床獣医学の基礎や最新の知識を習得できる講座として、高い評価を得ています。
今回は、松田浩珍農学研究院教授の指導のもと、既に外科手術の基礎を習得し日頃外科手術を行っている獣医師2名が、犬の膝関節模型やDVD教材をとおして手術の術式を学び、続いて実際に整復術を行いました。
受講者からは、「模型を使った実習のおかげで重要なポイントを繰り返し学ぶことができた。」「松田先生と一緒に手術を経験でき、非常に勉強になった」「疑問点について熱心な指導を受け、理解が深まった」という声が聞かれ、大変有意義な講座となりました。
本講座の詳細はホームページをご覧ください。
http://www.tuat.ac.jp/~manabi/
11月3日（日）、府中キャンパス農学部附属動物医療センターにおいて、公開講座「小動物臨床獣医師養成講座 画像診断学」が開催され、6名が受講しました。
講座では、日本大学生物資源科学部獣医放射線学研究室の中山智宏教授を講師に迎え、講義と実習により画像診断の基礎を学びました。とくにレントゲン写真の読影では、多くの症例が紹介され、熱心な質疑応答がありました。
受講者からは、「基礎からしっかり学ぶことができた」「明日からの診療に役に立つ」「日頃感じている自分の疑問点が解決できた」という声が寄せられ、本講座に対する満足度の高さがうかがえました。
読影を行っている様子