学内の動き T行事・イベント
◎ 子供科学教室「浮沈子(ふちんし)を作ろう!」
「クロマトグラフィーの花を咲かそう!」を開催

 11月8日(土)および9日(日)、科学博物館において子供科学教室「浮沈子(ふちんし)を作ろう!」「クロマトグラフィーの花を咲かそう!」が開催され、両日合わせて計141名(保護者を含む)が参加しました。
 この科学教室は、乳幼児から小中学生および高校生までの幅広い層を対象に、本学学生博物館ボランティア団体mussetの指導により行われ、二つのテーマが交互に実施されました。
 「浮沈子(ふちんし)を作ろう!」では、パスカルの原理を利用した玩具である浮沈子を、ペットボトルと魚の形の醤油差しを材料にして作りました。完成させたペットボトルの両脇を押すと魚が沈み元に戻すと魚が浮かぶ不思議な動きに、子供たちは夢中になっていました。
 「クロマトグラフィーの花を咲かそう!」では、初めにmussetの学生からクロマトグラフィーという色を分ける技法について説明があり、続いて実験が行われました。
 実験では、ろ紙に異なるサインペンで点を書き、それぞれに水を垂らしてインクの広がり具合の違いを観るというもので、水とインクの相性が良い場合は、ろ紙上に花が咲いたようにインクが拡がり、相性が悪い場合は点が留まったままでした。子供たちはその違いに驚きの声を上げながら、科学の不思議を実感できる実験を存分に楽しんでいました。
 
浮沈子(ふちんし)を作ろう! クロマトグラフィーの花を咲かそう!
 
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