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◎ 「アグリビジネス創出フェア2013」へ出展
 10月23日(水)〜25日(金)、東京ビッグサイト(東京・有明)において、アグリビジネス創出フェア2013(主催:農林水産省)が開催され、本学から5件の研究テーマが出展されました。
 このイベントは、全国の産学官の各機関が有する、農・林・水産・食品分野などの最新技術や研究成果を分かりやすく展示することにより、産業界等との新たな連携を促すことを目的として開催される技術交流展示会です。今年度の参加者数は、3日間で過去最高となる35,117名(主催者発表、昨年度33,119名)を数え、本学ブースには350名以上が来訪しました。
 本学ブースは、「農工大から始まる知農生産技術の革新的融合」をテーマに掲げ、育種、土壌、防除、収穫予測、栽培管理と、新たな日本農業の核となりうる研究成果の紹介が行われ、稲や寄生蜂など実物の展示や、顕微鏡によるセンチュウ観察など、ユニークな展示も試みられました。また、10月24日には、展示テーマについて研究者自身(大川泰一郎准教授、豊田剛己教授、岩淵喜久男教授、酒井憲司教授の4名)によるプレゼンテーションが行われました。
 3日間の活動を通して、多くの来訪者とのディスカッションが活発に行われ、今後の産学連携につながっていくことが期待できる出展となりました。

【出展テーマ】
「子実高収量等の新規多用途水稲品種の開発に関する研究」
 〜大川泰一郎農学研究院准教授
「化学農薬の使用量低減を目指した新規センチュウ診断」
 〜豊田剛己農学研究院教授
「多胚性寄生蜂の可能性〜農業資材、環境ストレス評価モデル生物として〜」
 〜岩淵喜久男農学研究院教授
「果樹の豊作・凶作予測法の開発」
 〜酒井憲司農学研究院教授
「ロボット導入による農作業の自動化・効率化」
 〜水内郁夫工学研究院准教授
 
ブースでの展示の様子 プレゼンテーションの様子
 
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