本報告会は、イノベーション推進機構小金井分室が実施した「実体験型イノベーション人材育成プログラム」および「工学研究院学生海外派遣事業」の合同成果報告会として開催されたもので、実体験型人材育成プログラムは、学生自身の自由な発想から生れたアイディアに対してその研究資金を支援する事業であり、工学研究院学生海外派遣事業は、海外の企業や大学などにおいて自ら考えた研究テーマを実践する機会を支援する事業です。
当日は、実体験型人材育成プログラムからは6名、工学研究院学生海外派遣事業からは5名の学生が成果報告を行い、各学生とも非常に優れた成果をあげていることから、本プログラムの高い教育効果を確認することができました。さらに、イノベーションの視点からみた研究成果の意義に関するディスカッションや、海外留学をとおして初めて気付いたことなど、学位研究のみでは得難い経験をすることができたという報告がなされました。
これらの経験は、イノベーションを創出する人材として必須の経験であり、本プログラムがイノベーション人材教育のために非常に有効であることが確認されました。
