学内の動き T行事・イベント
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◎ 平成24年度 公開講座を開催
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<子供身近な動物教室> 7月7日(土)、府中キャンパスにおいて、公開講座「子供身近な動物教室」が開催されました。 本講座は、鈴木馨農学部附属広域都市圏フィールドサイエンス教育研究センター(FSセンター)野生動物保護管理分野長が担当し、FSセンターの野生動物保護活動の紹介、動物の観察、ロボットを使った実験、飼育動物との触れ合いなどが行われ、実物の観察や実験、触れ合い体験を取り入れたこともあり、「大きくなったら獣医さんになりたい!」という子供もいたほど受講者の好評を得て大盛況となりました。 この「子供身近な動物教室」は、「東京農工大学と地域を結ぶネットワーク事業」に組み込まれており、同じくネットワーク「幼稚園・小学校飼育動物ドクター」事業と有機的な結びつきを図り、効果的な活動展開を目指しています。 |
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<高校生のための野生動物学講座> 7月21日(土)および22日(日)、府中キャンパスにおいて、公開講座「高校生のための野生動物学講座」が開催されました。 本講座は、中垣和英農学部附属広域都市圏フィールドサイエンス教育研究センター(FSセンター)野生動物保護管理分野客員教授と鈴木馨分野長のほか、武田庄平地域生態システム学科准教授、佐藤俊幸獣医学科准教授、小山哲史獣医学科助教が担当し、大学での野生動物学教育と研究をわかりやすく具体的に解説しました。FSセンターの野生動物保護活動の紹介や実習・実演を取り入れたこともあり、多くの受講者から好評を博し、本学への関心をより深めていただきました。 この講座の受講者には、動物関係の進路や本学への進学を志望する高校生も多く、実際に多数の学生が本学に入学しています。受講者の満足度も高く、今後も講座内容を吟味することで、より一層の発展が期待されます。 |
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<学校教員のための遺伝子組換え実験教育研修会> 7月26日(木)および27日(金)、学術研究支援総合センターの遺伝子実験施設において、公開講座「学校教員のための遺伝子組換え実験教育研修会」が開催されました。 本研修会は、「教育目的組換えDNA実験」のガイドラインが文部科学省で制定された2001年に、筑波大学遺伝子実験センターと東京農工大学遺伝子実験施設が全国の国立大学遺伝子実験施設に先駆けて開催し、以来、両大学での参加者は合計600名以上になります。 研修会では、リテラシーとしての遺伝子教育を目標としてアメリカで開発された教材キットを利用して行われ、1日目はヒートショック法で大腸菌にプラスミドDNAを導入するという基本的な実験を行いました。プラスミドにはオワンクラゲ由来の緑色蛍光タンパク質の遺伝子が含まれており、2日目に観察する大腸菌コロニーが紫外線ランプの下で美しい緑色の蛍光を放つ様は感動的であったようで、今回参加した教員の方々の指導の下、中学や高校の授業での同実験で生徒が強い印象を受け、生物学に対する興味が高まるものと思われます。 また、外部講師陣による多面的な講義と実習には、関連法令の知識から遺伝子研究の最先端までが含まれており、多くの参加者は予想以上のレベルの高さに満足していました。 |
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<アリと自然環境> 7月28日(土)、府中キャンパスにおいて、小中学生を対象とした公開講座「アリと自然環境」が開催されました。 この公開講座は、様々な環境に多種多様なアリが生息していることを体験的に理解してもらうことを目的に昨年から開催しており、2回目となる今回は、保護者の方々を含め計34名の参加がありました。 当日は、初めに参加者自らが手軽な材料で「吸虫管」を作成し、紙屑を吸い込んでアリを捕獲する練習をした後、キャンパス内での"アリエンテーリング"に出かけました。子供達は、事前に配布された探し方や種を見分ける解説付きのアリのリストを参考にしながらキャンパス内を探索し、採集したアリは適宜実験室に持ち帰り、実体顕微鏡を使って種の同定を行いました。また、ペットボトルのキャップに蜂蜜水を入れ、異なる環境の3カ所にトラップを設置し、集まってくるアリを観察しました。 昼休みは、昼食をとりながらサムライアリの奴隷狩りの様子をビデオで学び、午後3時に屋外での採集を終了した後、一日のまとめが行われ、引き続き行われた表彰式では、採集した種ごとの得点(採集が難しい種ほど高得点)を合計し、上位3名に金銀銅メダルが授与され、参加者全員に受講証明書が手渡されました。 当初想定していなかったアリを採集することができたり、解散後も夕方に行われるサムライアリの奴隷狩りを熱心に観察する親子が見受けられるなど熱心な参加者が多く、環境が異なれば異なる種のアリがいること、身近な環境にいろいろなアリが生息していることなどを十分に実感でき、家族ぐるみで楽しく学べる一日となりました。 |
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