杭州事務所開設は、本学の中国における国際共同研究等の推進において、連携先との地理的な利便性を考慮し、これまで上海市に所在していた事務所の移転によるもので、現地職員が業務に従事します。また、本事務所は海外リエゾンオフィスの一つとして
（1）海外大学との共同教育研究等、共同活動の支援業務
（2）海外企業との共同研究・受託研究の窓口教務
（3）国際広報活動業務
（4）現地同窓生ネットワークの構築業務
が主な役割となります。
当日は、近隣にある浙江大学に在職する本学同窓生を中心に多くの参加者があり、開所式が挙行された後、杭州事務所の役割の一つである「現地同窓生ネットワークの構築」を中心に、国際共同研究等、今後の連携強化に向けて有意義な意見交換を行うとともに親睦を深めることができました。
なお、4月24日（火）～26日（木）の日程で、百鬼副学長一行は姉妹校である浙江大学、および蘇州大学を訪問しました。
各大学訪問の詳細は次のとおりです。
【浙江大学】
吴平副学長を中心とした関係者と本学杭州事務所開所の告知および同窓会組織の実質化等について意見交換が行われました。中国が国家的に国際産学連携を推進していることや、杭州には日系企業が多く所在することから、吴副学長らは国際産学連携事業について強い関心を示していました。
＜浙江大学出席者＞吴平副学長、楼程富教授、朱良均教授、杨明英助教、阿莉塔准教授-日中通訳、田敏捷国際交流担当事務
＜東京農工大学出席者＞百鬼副学長、普後副学長、加藤国際学術係長
【蘇州大学】
熊思東副学長を中心に姉妹校協定の締結について意見交換し、協定締結に向けて引き続き検討していくこととしました。
＜蘇州大学出席者＞能思東副学長、陸恵思国際交流センター副所長、高暁明医学副部長、沈エイ徳教授
＜東京農工大学出席者＞百鬼副学長、普後副学長、加藤国際学術係長
