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◎ 「外国人留学生のための就職支援セミナー2012」を開催
 3月8日(木)、小金井キャンパス13号館において、東京農工大学アジア人財資金構想「先端ものづくりITエンジニア育成プログラム」事業の一環として、学内の留学生を対象とした「外国人留学生のための就職支援セミナー」が開催されました。
 セミナーでは、本プロジェクトリーダーである野間竜男国際センター教授による趣旨説明、百鬼史訓広報・国際担当副学長による開会の挨拶に続き、留学生の就職・採用に関係する様々な立場からの講演が行われました。
 本プログラム1期生で、鞄立ソリューションズのブイティテューズン氏(ベトナム出身)からは、「留学生は日本の企業の道へ」と題して、自身の就職活動、社会人になってからの実体験の紹介など後輩へのアドバイスとなる講話がありました。次に、本学OBでレオンテック椛纒\取締役の東川レバン氏(ベトナム出身)からは、「外国人の就職・採用を考える」と題して、就職活動の意義や就職希望企業へ熱意を持って臨むことの大切さについて講話がありました。
 また、フォースバレー・コンシェルジュ株式会社の橋本和宏氏からは、「超大手企業が欲しがる外国人留学生人材像を教えます」と題した講演があり、留学生が日本で就職活動に取り組むための現状と具体的な活動方法について提示され、最後に、鷲津久美子経済産業省関東経済産業局課長補佐からの講評およびプロジェクトサブリーダーの金子敬一工学研究院教授による総括で幕を閉じました。
 当日は40名を超える参加者があり、自身のキャリアデザインをあらたな視点で見つめるきっかけとなりました。なお、セミナーに先立ち、アジア人財資金構想プログラム第3期生7名、第4期生2名によるインターンシップ報告会が開催され、留学生たちが日本企業の現場で得た貴重な知見が紹介されました。
 

 
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