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◎ 「理系女性のキャリア加速プログラム」第3回シンポジウムを開催
 3月5日(月)、本部棟第2会議室において、女性未来育成機構主催による「『理系女性のキャリア加速プログラム』第3回シンポジウム」が開催されました。
 本プログラムにおいては、平成21年度文部科学省科学技術人材育成費補助金「女性研究者養成システム改革加速」採択事業として、女性研究者の採用促進、優れた教育力・研究力を持つ女性研究者の育成および女性研究者を取り巻く環境整備に取り組んでいます。
 当日は、松永是学長の開会挨拶に続き、猪俣志野文部科学省科学技術・学術政策局基盤政策課人材政策企画官から、女性研究者支援をめぐるわが国の取組みおよび女性研究者支援プログラム推進の重要性についての説明がありました。
 続いて、池上幸江独立行政法人国立健康・栄養研究所名誉所員(大妻女子大学名誉教授)から、「“食の安全安心”課題における女性研究者の視点」というタイトルで基調講演があり、食の安全安心に対する女性研究者としての視点、今後女性研究者が果たすべき役割などについての講話がありました。その後、宮浦千里女性未来育成機構長から、本プログラムの事業内容紹介および進捗状況について報告があり、菅原香代子女性未来育成機構推進外部委員(元日本アイ・ビー・エム株式会社技術理事)から、グローバルな視点での女性研究者活躍推進について挨拶がありました。
 最後に本プログラムによって平成22・23年度に新規採用された2名の女性教員から、それぞれの研究テーマの紹介と教育・研究活動の報告が行われるとともに、第1期女性未来育成機構女性教員3名から、女性未来育成機構を卒業して部局教員へ移行するにあたっての抱負が発表されました。
 多数の本学教職員および関係者が聴講し、質疑応答では女性教員を加速的に採用する本取組みに対する期待と問題点などが討論されるなど、盛会のうちに終了となりました。
 
猪俣志野文部科学省人材政策企画官 新規採用教員からの活動報告の様子
 
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