◎ 第1回「サイエンス・インカレ」で本学工学部の学生が
「特別企業賞」を受賞

 文部科学省が主催する第1回「サイエンス・インカレ」に、本学工学部生命工学科4年生の2チーム(「自己凝集・溶菌制御型宿主を用いた糖尿病用診断酵素の組み換え生産(発表者:斉藤匠子さん、内倉悠貴さん、荒木将貴さん)」、「光でリモートコントロールする重金属回収大腸菌プロセス(発表者:中島沙記さん、三宅琴音さん、角田晃一さん)」)が、口頭発表(生物系)「卒業研究に関連しない研究」において発表し、「光でリモートコントロールする重金属回収大腸菌プロセス」が「特別協力企業賞(東京エレクトロン賞)」を受賞しました。
 サイエンス・インカレは、全国の自然科学分野を学ぶ学部生等に、自主研究を発表し競い合う場を提供することにより、学生の能力・研究意欲を高めるとともに、課題設定能力、課題探求能力、プレゼンテーション能力等を備えた創造性豊かな科学技術人材を育成することを目的として本年度から開催されました。
 第1回となる今回は、全国から165件の応募があり、書類審査を通過した口頭発表部門40件、ポスター発表部門87件の発表が、2月18日(土)、19日(日)に、日本科学未来館および東京国際交流館プラザ平成において行われました。
 「特別企業賞」を受賞した「光でリモートコントロールする重金属回収大腸菌プロセス」の研究は、環境中の重金属を回収する大腸菌を作り出し、重金属を回収した大腸菌を光で集める事を目的としたものです。

第1回サイエンス・インカレ表彰者の決定について(文部科学省報道発表)
http://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/24/02/1316833.htm
 
 
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