◎ FSセンターFM唐沢山で生産された「ヒノキ小丸太」が
「関東森林管理局長賞」を受賞

 2月9日(木)、栃木県庁昭和館正庁(宇都宮市)で行われた平成23年度栃木県森林・林業コンクール表彰式において、本学FSセンターFM唐沢山で生産された「ヒノキ小丸太」が、第41回栃木県優良木材展示会(素材の部)「関東森林管理局長賞」を受賞し表彰されました。
 栃木県優良木材展示会は、需要に即した優良木材の生産奨励と栃木県の林業・木材産業の発展を目的に、栃木県と栃木県森林組合連合会等の共催により開催されているもので、今回の受賞は栃木県内4地区(鹿沼、矢板、太田原、みかも)の共販所および原木市場に出品された素材、計215点の中から、節の有無や年齢幅、丸み・偏心、木部の光沢・色彩等の育林技術と、材の揃い、切断面等の造材技術を基準として、地区別に開催された第1次〜第3次審査を通過した各地区上位2点(計8点)に対する総合審査を経て決定されたものです。
 当日は、渡辺直明FSセンター助教、熊倉充FSセンター技術職員が出席し賞状が授与されました。
 なお、小丸太とは住宅の柱になる材木で、2面以上無節であるものが高く評価がされますが、これは20〜30年前の枝打ち管理が良かったことを示しています。
 
栃木県庁昭和館正庁で行われた表彰式の様子 栃木県優良木材展示会(素材の部)に
出品されたFM唐沢山の「ヒノキ小丸太」
 
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