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◎ 第7回総合情報メディアセンターシンポジウムを開催
 12月3日(金)、小金井キャンパス中央棟大会議室において、第7回総合情報メディアセンターシンポジウム「大学間連携の取り組みと今後の可能性」が開催されました。
 本シンポジウムは、大学が個別に持つ知識の共有と融合を進めるための学術的プラットフォームやコンテンツ開発への取り組みなどについて講演が行われ、企業および大学関係者を合わせて50名が参加しました。
 当日は、小畑秀文学長から開会挨拶があり、学術会議における知の統合化委員会での議論を引き合いに、知の統合によるイノベーションの必要性が今後一層重要であること、また、大学間連携が知の基盤として将来的に世界連携へと発展することへの期待が述べられました。
 続いて、山地一禎国立情報学研究所准教授から、大学間連携の基盤となる学術認証システム「学認」とその大学間連携への活用について、中島淑乃伊藤忠テクノソリューションズ株式会社エンタープライズビジネス第2本部公共ビジネス推進チーム長から、大学連携を進めるクラウドシステムの展望について、メールシステムのクラウドを中心に講演がありました。
 引き続き、「大学間連携事始め」と題した取組紹介において、前田達郎東京外国語大学国際日本語センター講師から「多摩地区大学連携によるe-Japanology構想」、上田浩群馬大学総合情報メディアセンター准教授から「倫倫姫プロジェクト:多言語情報倫理eラーニング教材の開発と運用」、鈴木彦文信州大学総合情報センター副センター長兼准教授から「高等教育コンソーシアム信州と「知の森」」について、それぞれの取り組み例が紹介された後、大学間連携を取り組むに至った経緯、連携を進めるにあたっての課題とその解決策など、現状と展望についての情報交換および意見交換が活発になされるなど、有意義なシンポジウムとなり、最後に、川島幸之助総合情報メディアセンター長から感謝の辞がありました。
 
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