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◎ 現場立脚型環境リーダー育成拠点形成事業(FOLENS)
第2回国際シンポジウム「FOLENSのネットワーキング:
現場立脚型環境教育の戦略と実践」を開催

 12月2日(木)、小金井キャンパス新1号館L0111教室において、現場立脚型環境リーダー育成拠点形成事業(FOLENS)第2回国際シンポジウム「FOLENSのネットワーキング:現場立脚型環境教育の戦略と実践」が開催されました。
 FOLENSは、文部科学省科学技術振興調整費の支援を受け、今年度から大学院生を対象に「アジア・アフリカ現場立脚型環境リーダー育成プログラム」を開講しています。第2回目となる今回のシンポジウムでは、「海外教育・研究拠点(E&Rベース)」であるガーナ大学(ガーナ共和国)、カセサート大学(タイ)、マレーシアプトラ大学、カントー大学(ベトナム)、中国環境科学研究院、海外フィールド実習の受入先であるベトナム林業大学、マレーシア標準工業研究所および中国科学院北京植物園の教員陣が参加し、大山真未文部科学省科学技術・学術政策局科学技術・学術戦略官が出席しました。
 当日は、70名の参加があり、FOLENSの教育コンテンツとその実施を通じたネットワーク構築、各海外拠点機関の国際ネットワーキングとFOLENSの位置付け、海外フィールド実習を通じたネットワーク構築について、教員や学生から報告があった後、意見交換が行われ、FOLENSの実践について認識を共有するとともに、持続可能なアジア・アフリカの実現へ向けた人材育成や研究推進のためのネットワーク構築について考えを深める機会となりました。
 同時開催された、FOLENS履修生を中心とした学生によるポスター形式の研究発表会では、英語と日本語で活発な議論が行われました。また、12月6日(月)には、農学部附属広域都市圏フィールドサイエンス教育研究センターフィールドミュージアム津久井においてエクスカーションを行い、招聘教員と学生らが交流を深めました。
   


シンポジウム会場 学生による研究発表会
   
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