◎ 亀山章名誉教授が「とうきゅう環境財団 社会貢献学術賞」を受賞

 11月16日(火)、亀山章名誉教授が公益財団法人とうきゅう環境財団から、第2回「とうきゅう環境財団社会貢献学術賞」を受賞されました。
 この賞は、日本の環境分野において学術的、社会的に特に顕著な業績を挙げた個人、団体などの研究者を受賞者として本賞1件を顕彰するもので、自然保護、緑地保全の分野における、生物多様性保全に関する基礎的研究とそれを応用した生態工学技術の発展への多大な貢献に対し、授与されます。
 亀山章名誉教授は、社会における行政等への指導のほかに、業績のひとつとして、研究成果を普及啓発するために多くの教科書と技術書を著述・編集し、関係する学官民の教育者と技術者に提供しています。その主なものは、「生態工学」、「環境緑化工学」、「緑地生態学」、「都市のエコロジカルネットワーク」、「エコロード」、「エコパーク」、「ミティゲーション」、「自然再生」、「最先端の緑化技術」、「雑木林の植生管理」などです。
 本年は国際生物多様性年であり、我が国でCOP10が開催されるなど、生物多様性に関心が集まるなかでの受賞となり、本学の環境分野での業績が高く評価されたものです。
 

亀山章名誉教授

贈呈式
 
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