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◎ 東京農工大学大学院連合農学研究科
設立25周年記念行事を挙行

 10月19日(火)、農学部本館講堂において、東京農工大学大学院連合農学研究科設立25周年記念式典・記念講演会が挙行されました。
 本学大学院連合農学研究科は昭和60年4月茨城大学、宇都宮大学、本学の3大学の連携、協力のもとに設立されて以来、本年3月をもって満25周年を迎えました。
 記念式典では、澤川和宏文部科学省高等教育局専門教育課長、歴代研究科長、歴代専任教員、茨城大学・宇都宮大学・本学の構成大学学長・副学長・学部長、連合農学研究科構成員他、約100名が出席し、小畑秀文学長の挨拶、千賀裕太郎連合農学研究科長の経過報告に続き、来賓として澤川専門教育課長から「教育研究及び社会貢献の更なる充実に努められるとともに、国際的な教育・研究活動を一層幅広く推進されるよう、期待している」旨の祝辞がありました。
 引き続き記念講演会が開催され、現在も農学関連の教育研究分野で活躍している国内修了生2名と海外修了生3名(中国2名、インドネシア1名)を招待し、在学時代のエピソードや現在の研究活動状況について講演があり、特に在学時の苦労話では会場内の笑いを誘う場面もあるなど、終始アットホームな雰囲気で行われました。
 また、研究交流会(祝賀会)では、記念講演の講師5名に、これまでの連合農学教育・研究および国際交流活動への功績を称え、千賀連合農学研究科長から感謝状が授与され、会場内から万雷の拍手が沸き起こり、設立記念行事が締めくくられました。
 連合農学研究科は設立から25年の間、国の施策や社会の要望に応えるべく、社会人選抜試験、10月入学試験、留学生特別コースプログラムの新設、専攻改組、全国6連合農学研究科の先がけとなる単位制の導入、海外姉妹校との授業カリキュラムの設置による海外ネットワークの構築等、多様な取り組みを積極的に実施し、この間1,255名の博士を世界に排出しており、これからもアジアの農学分野のトップランナーとしての役割が期待されています。
 
澤川文部科学省高等教育局専門教育課長
記念講演会
 
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