本プロジェクトは、平成20年度より文部科学省特別教育研究経費による事業として「グリーンバイオマス活用による地域エネルギーの自給率向上」を目的に実施しています。開会に際して、松永是学術・研究担当副学長から本プロジェクトの立ち上げなどの紹介を含む挨拶があり、小山晴己文部科学省研究振興局学術機関課研究調整官から特別教育研究経費による本プロジェクトの研究成果に大いに期待している旨の挨拶がありました。
2日間に亘る成果報告会では、初めに本プロジェクトを構成する4研究分野(1、太陽エネルギー固定、2、エネルギー変換・利用、3、バイオマス生産・利用・循環、4、社会システム)での成果の概要と今後の研究の展望、次いで農学府、工学府、生物システム応用科学府の教員による個別研究成果8課題と連携研究先(青森県産業技術センター)から2課題の報告があり、最後に学外2名、学内2名の評価員による研究成果に対する講評が行われました。
両日とも、プロジェクト関係者、教員、学生が多数出席し、活発な質疑応答があり、出席者から、「本プロジェクトで取り組まれているような広範に亘る研究分野における様々な成果の融合が大学の研究では重要となる。難しい面もあるだろうが、ハードルが高いからこそ期待せねばならない」などの感想をいただきました。
