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◎ 平成21年度 第29回伝統工芸会作品展を開催
 2月12日(金)〜18日(金)、科学博物館において、「"伝えたい"手仕事のぬくもり」をテーマに、第29回伝統工芸会作品展を開催しました。開催期間中は連日約300名、合計約1,800名の来館者を迎え、大盛況となりました。
 科学博物館友の会伝統工芸会の工芸第一部門〜工芸第五部門12グループには、一般市民約250名の会員が所属しており、毎月2〜4回定期的に活動しています。科学博物館は大学博物館であると同時に、一般市民の生涯学習の場として、地域に開かれてきた伝統があります。
 この作品展は会員が1年間の研鑽の成果を発表する場として毎年2月に開催されており、各グループの会員ひとりひとりが手作りで、また、古来からの道具を用いて製作した作品は、日本の伝統文化の素晴らしさを披露していました。来館者の多くが、わら細工の素朴さ、織物の優美さ、木の袖瑠かごのしなやかさ、組ひもの美しさ等々に大いに魅了されていました。
 グループへ新たに参加を希望する申込者数は、募集人員約60名に対して135名もあり、また、ボランティアの繊維技術研究会員は、期間中連日動態展示や解説を行ない、来館者を楽しませてくれました。
 
<わら…日本らしさ溢れるわら細工の作品> <織物…木製の機織機で織られた作品と
見入る来館者>
<組ひも…古来からの組ひもの道具と作品> <つるかご…木の枝で作られたつるかご>
 
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