第1回ものづくり教育シンポジウム
「デジタルものづくり教育プログラム中間報告会」を開催

 3月19日(木)、小金井キャンパス新1号館L0111教室において、第1回ものづくり教育シンポジウム「デジタルものづくり教育プログラム中間報告会」が開催されました。これは、平成18年度に工学部が提案した特別教育研究経費「デジタルものづくり教育プログラム開発事業」が採択され、持続可能社会に貢献できる高度で創造的なものづくり人材を育成すべく、「ものづくり創造工学センター」が組織されたことにより、本センターの3年間の活動を総括するために開催されたものです。
 当日は、本学教職員、学生及び企業技術者等80名を超える参加があり、小畑秀文学長による開会挨拶、文部科学省高等教育局国立大学法人支援課中村由己専門職による本教育プログラムへの期待を交えた来賓挨拶があり、桑原利彦ものづくり創造工学センター長及び堀三計助教から「デジタルものづくり教育プログラム成果報告」として、学部1年次と3年次におけるものづくり教育系実習科目の実施状況とその教育効果が報告され、4つの学生サークル(ロボット研究会R.U.R、TEAM ENELAB、TUAT Formula、航空研究会)代表者による活動報告、さらに機械系各研究室から、ものづくり創造工学センターの機器を利用した研究成果が報告されました。
 最後に、東京大学名誉教授・ファインテック株式会社代表取締役社長の中川威雄氏から、「大学におけるものづくり研究に期待する」と題した特別講演が行われ、「ものづくりなくして我が国の立国なし」という強烈なメッセージをいただきました。
 

<中村由己 国立大学法人支援課専門職 >

<小畑秀文 学長>

<中川威雄 東京大学名誉教授・
ファインテック株式会社代表取締役社長>

<桑原利彦 ものづくり創造工学センター長>
    
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