◎ 平成19年度採択「大学院教育改革支援プログラム」報告会を開催

 3月6日(金)小金井キャンパス11号館多目的会議室において、平成19年度文部科学省「大学院教育改革支援プログラム」に採択された、「科学立国人材育成プログラム」「ラボ・ボーダレス大学院教育の構築と展開」「体系的博士農学教育の構築」の3件のプログラムについて報告会が開催されました。
  「大学院教育改革支援プログラム」とは、社会の様々な分野で幅広く活躍する高度な人材を育成する大学院博士課程、修士課程を対象として、優れた組織的・体系的な教育取組に重点的な支援を行うことにより、大学院教育の実質化を推進するものです。
  報告会では、笹尾彰教育担当副学長の開会挨拶に続き、工学府「科学立国人材育成プログラム」の概要について直井勝彦教授から、また、池袋一典准教授からカリキュラム等実施状況についての報告が行われました。次に、生物システム応用科学府「ラボ・ボーダレス大学院教育の構築と展開」の概要を中田宗隆教授、基礎技術演習について佐藤令一准教授から、そして滝山博志准教授から実践発表等の報告が行われました。最後に、連合農学研究科「体系的博士農学教育の構築」について、國見裕久教授の取組概要等の説明に続き、3名のドクター学生による海外短期集中派遣並びに海外フィールド実習について報告が行われました。
  参加した学内の教職員や大学院生など約40名は、各プログラムの発表に熱心に耳を傾けていました。質疑応答では、プログラム担当者から他部局の取組における課題や改善策等について質問が出た他、意見交換も活発に行われ実りある報告会となりました。
 
<直井教授> <中田教授> <國見教授>
  
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