日本学術振興会若手研究者交流支援事業シンポジウム
「東南アジアにおけるバイオマスの利活用に関する先端的技術開発」を開催

 3月5日(木)、50周年記念ホールにおいて、平成20年度日本学術振興会若手研究者交流支援事業〜東アジア首脳会議参加国からの若手研究者招へい〜事業の一環として東京農工大学シンポジウム−「東南アジアにおけるバイオマスの利活用に関する先端的技術開発」−が開催され、50名を超える研究者、学生、教職員および学外の関係者が参加しました。
  小野隆彦広報・国際担当副学長の開会挨拶に続き、来賓の日本学術振興会人物交流課課長の加藤久氏から、本事業の目的と意義について挨拶をいただきました。
  基調講演では、京都大学生存圏研究所副所長今村祐嗣氏ならびに地球環境産業研究機構理事の湯川英明氏をお招きし、「バイオマス利用に関する技術開発の最近の動向と今後の方向性」をテーマに講演をいただきました。
  事業コーディネーターである国眼孝雄工学府教授より、本プロジェクトの紹介と報告および本シンポジウムについての説明の後、東南アジアより招へいした10名の若手研究者によるプレゼンテーションが行われました。参加者を交えた活発な質疑応答と議論が行われ、 東南アジアや日本における今後のバイオマス利活用に関するあり方や研究の方向について、参加者に多くの情報および示唆を与え、 大変有意義で興味深いシンポジウムとなりました。
 
   
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