工学府生命工学専攻博士前期課程2年 辻 優希さん
『第42回全日本学生少林寺拳法大会』で最優秀賞を受賞

 工学府生命工学専攻博士前期課程2年の辻 優希(つじ ゆうき)さんは、9月28日(日)、東京・日本武道館で開催された『第42回全日本学生少林寺拳法大会』の『女子運用法部門』に、関東地区の代表として出場しました。
 少林寺拳法は、日本発祥の誰にでもできる護身を目的とした武道です。運用法の試合は、防具をつけた試合形式で行われ、少林寺拳法の技術を正しく活用できているかの評価と、突き・蹴りの打撃技術に対する「技あり」、「有効」などのポイントの総合得点で採点されます。全日本学生大会においては、各地区の選考会で選抜された学生選手のみが出場でき、最終的に2名に最優秀賞が授与されます。
 試合の結果、最優秀拳士として選抜され、総合得点1位を獲得して最優秀賞を受賞、さらに『全日本学生少林寺拳法連盟賞』を受賞しました。また、同大会の別部門である『女子組演三段以上の部』においては、農学部地域生態システム学科4年生の妹の辻 千智(つじ ちさと)さんとペアで出場し、全国5位入賞を果たしました。
 
全日本学生大会が開催された日本武道館にて
 左:辻優希さん
  (女子運用法部門 最優秀賞、
  全日本学生少林寺拳法連盟賞、
  および女子組演三段以上の部5位)
 右:辻千智さん
 (女子組演三段以上の部5位)
 
 辻 優希さんは、4年に1度開催される『少林寺拳法国際大会』(前回は2005年に行われ、32カ国から出場者が集まった)の、『女子運用法部門』に日本代表として出場、総合得点第一位を獲得し、優秀賞を受賞しています。そして、今年5月に行われた『関東学生大会』の『女子運用法部門』においても最優秀賞を受賞し、都内選抜を経て女子運用法部門東京都代表として選抜、11月に行われる全国大会、そして来年インドネシアで開催予定の国際大会に向けて、練習に励んでいます。
 
 一方、農学部地域生態システム学科4年生在学中の妹の辻 千智(つじ ちさと)さんは、同学部応用生物科学科4年生在学中の勝山 里紗(かつやま りさ)さん、環境資源科学科4年生在学中の藤原 由希(ふじわら ゆき)さんと共に、昨年11月4日(日)、東京・日本武道館で開催された『少林寺拳法創始60周年記念大会』の『女子組演二段の部』に東京代表として出場しました。この大会は各都道府県大会において選抜された一般選手が修練の成果を発揮して競技を行う全国大会で、創始60周年という記念大会であることから、国内外から約9,000名の選手・関係者が集まったそうです。そこで、最高得点を獲得したことによって最優秀賞を受賞、更に『振興議員連盟会長賞』を受賞しました。
 
左から、藤原由希さん、辻千智さん、勝山里紗さん
(全国大会、女子組演二段以上の部において最優秀賞および振興議員連盟会長賞を受賞)
  
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