アメリカンミニホースの2世誕生、愛称は「アップルパイ」

 アメリカンミニホースのかわいい雌馬が2008年8月13日に無事誕生しました。誕生時の子馬の体重は10.9kg、体高は50cm、毛色は鹿毛でした。母子共に健康で母馬のシナモンの乳量も多く、2ヶ月で体重も3倍になり順調に成長しています。今は未だ栗毛でタテガミと蹄が黒く、まるでぬいぐるみのようです。
 昨年9月にシナモンの妊娠が確定してから、日増しに大きくなるシナモンのお腹を見て、皆で子馬の誕生を楽しみに見守ってきました。父馬のアップルサイダーの人気もあって周囲の人々からも大変期待された子馬でもあったことから、子馬の愛称を広く公募し、愛称選考委員会で「アップルパイ」と決定しました。9月23日には愛称発表およびお披露目会を開催したところ、150余名もの参加者があり、府中キャンパスは楽しい雰囲気に包まれました。
 
 
 
 愛称発表会では、たくさんの応募者の中から愛称命名者となられた22名の方の中から抽選で選ばれた、本学獣医学科昭和31年卒の笠木朗さん、地域住民の長谷部裕紀さんおよび小畑学長がアップルパイと書かれた看板にかけた布を取り除いて愛称が発表されました。愛称発表後、ミニホースの会の澤由貴さん(獣医学科1年)の作製したアップルパイの名称入り馬着を着せると参加した方々から「かわいい」と大きな歓声と拍手が巻き起こりました。
 お披露目会では、石丸睦樹さん (獣医学科平成2年卒、JRA勤務)によるアップルサイダーの華麗な演技やシナモンとアップルパイが親子で仲良く走る姿に、会場から大きな拍手がありました。その他にも、出産と成長を記録した写真や動画による紹介、参加者とシナモン、アップルパイとのふれあいやアップルサイダーの引く馬車への騎乗など、参加者はミニホースの会と馬術部の学生たちが準備した盛りだくさんの企画を楽しみました。
 今回のアップルパイ誕生に関するニュースは、当日の様子も含めて朝日、読売、毎日、産経、東京新聞に合計11回掲載され、本学発信の明るいニュースとなりました。
 これからは、アップルサイダー、シナモン、アップルパイ家族一同で活動の輪を広げて本学の教育・研究に役立てると共に社会貢献にもつながることを期待しています。
 
 
 
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