大学院技術経営研究科(MOT)がISO‘07高等教育表彰に入賞

 本年から、工業標準に関する高等教育を振興し、国際標準をリードできる人材を育成する目的で、ISO(国際標準化機構)でISO高等教育賞が制定され、本学大学院技術経営研究科(MOT)が、入賞を果たしました。
 2月に公募が開始され、各国で一次選考が行なわれ、一次をパスした大学機関等が5月に最終エントリーし、その教育目的、内容、方法、効果などについて数ページの応募書類を提出後、ISO副会長のG.アーノルド氏(米NIST)を委員長とした5名の国際選考委員会にて慎重に選考が行なわれ、決定する流れとなっており、日本からは、本学の大学院技術経営研究科(MOT)が国内選考の上、国際応募し、選考の結果、最終6校に入りました。(他は、フランスコンペーニュ工科大学、アラブ科学技術アカデミー、オランダエラスムス大学、韓国標準教育開発委員会でした。)最終的には、世界からの応募の中、本年は中国の吉林大学が優勝(同校マネジメントカレッジ学部の標準教育の目的と幅の広さ、開発された教育ツールとその活用、および卒業生のフォローアップと彼らが標準分野で活躍している実績の高さなどが、選定理由)し、9月30日に開催されたジュネーブISO総会において、ソン・ミンシュン学部長に賞金15000スイスフランが授与されました。
 最終6校の標準化教育の詳細については、『ISOフォーカス‘07−11月号』に特集される予定です。また、第二回の選考は、2年後の2009年となっています。

 本学のMOTでは、技術リスクを重視した専門職・管理者層を養成しおり、その一環として工業標準・知的財産戦略プログラムがあり、標準化戦略、標準化政策、工業標準などの主要3科目のほか、ISO9000,14000関連をはじめとする分野別6科目、および企業実例科目が整備され、標準化教育にも力を注いでいます。
 今回の入賞は、古川勇二研究科長が長年、経済産業省産業オートメーション標準の審議委員長を務め、また堤 正臣兼担教授、山本隆司兼担教授が標準化貢献で経済産業大臣賞を授賞されているなど、優れた教師陣と高い実績が評価された結果です。しかし、MOT設置後3年と歴史が浅く、修了生の社会活動実績が少ないことが、今回優勝できなかった最大の理由ではないかと思われます。今後は、更なるプログラムの改善と実績向上に努めていく所存です。
  
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