◎  小畑学長が泰日工業大学開学式に出席、
先方大学との大学間交流協定も締結

 8月2日(木)、タイ・バンコクで行われた泰日工業大学の開学式に、小畑秀文 学長と工学府 山本隆司 教授が出席しました。また、3日(金)には、先方大学Krisada Visavateeranon学長と小畑学長との間で両校の大学間交流協定の調印式が行われました。
 
 泰日工業大学は、タイの日本留学経験者が中心となって組織する泰日経済科学振興協会が2007年5月に設立した私立大学で、日本の高等教育体制を参考として運営され、同国に進出する日本企業もその運営を支援しています。同校は、タイと日本との間の緊密な連携を教育体制の柱とし、就学生に日本および現地日本企業でのインターンシップを課すなど、卒業後、タイ進出日本企業で活躍できる人材の育成を念頭に、泰日両国経済の担い手を育成することを目指すユニークな大学です。
 
 同校は、自動車工学コースを設置し、自動車関連工学の優秀な技術者・研究者の育成を柱の1つとしているほか、企業幹部の育成という観点から、技術経営工学に関する教育にも重点を置いています。2006年12月にKrisada学長が本学を来訪した際には、先方大学設立にあたり、これらの分野に実績をもつ本学の協力を期待する旨、要請があり、今後、同分野を中心に、両校の間で活発な協力が行われることが期待されます。
 
 
 
  
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