◎ アフガニスタン復興支援大学情報交換会を開催

 8月2日(木)、本学のアフガニスタン・カブール大学復興支援室が主催し、アフガニスタン復興支援に関係する主に東京地区の大学による情報交換会を実施しました。

 本学では、平成14年1月に東京で開催された「アフガニスタン復興支援国際会議」において表明された我が国のアフガニスタン復興支援の流れを受け、他大学に先駆け、平成15年3月からアフガニスタン留学生の受入を行うなど、積極的にアフガニスタンの教育復興支援を行ってきました。その活動も今年で6年目を迎え、これまでの5年間にわたる活動を踏まえ、現在求められている復興支援を再考する時期に来ています。

 この情報交換会は、本学と同じく復興支援に尽力してきた国内他大学との間で、これまでの活動の中で見えてきた課題などの情報を共有することにより、相互の連携も含め、我が国の高等教育機関による今後の復興支援をともに考えることを目的として開催したもので、復興支援に関わる本学、お茶の水女子大学、東京外国語大学、東京女子大学、東京大学、日本女子大学、大阪教育大学、名古屋工業大学、奈良女子大学の計9校、約30名の関係教職員が参加したほか、文部科学省国際課の元課長で、同国の教育政策アドバイザーとしてアフガニスタン駐在経験のある渡辺一雄 玉川大学教授や文部科学省国際課海外協力政策室の満尾海外協力官も出席しました。

 なお、今後、継続して同様の意見交換を行うため、関係大学間でのメーリングリストの立ち上げの他、定期的な連絡会の開催なども予定しており、今回の参加大学に限らず、アフガニスタン復興支援を行うより多くの関係大学等の参加を呼びかけることとしています。
 
 
    
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