◎ 「ユビキタス&ユニバーサル情報環境の設計技術者養成」が採択
文部科学省科学技術振興調整費の新興分野人材養成

 科学技術振興調整費は、総合科学技術会議の方針に沿って科学技術の振興に必要な重要事項の総合推進調整を行うための経費であり、新興分野人材養成は、将来性の見込まれる分野・領域への戦略的対応等に係るプログラムのひとつとして、平成13年度より公募されてきました。平成17年度の新興分野人材養成への応募件数は91件で、このうち15件が採択されました。基盤的ソフトウェアでは、東京農工大学が提案した人材養成ユニットのみが採択され、その水準の高さを示すことができました。
 採択されたユニットは、大学院工学教育部情報コミュニケーション工学専攻を中心に「大学院修士課程相当の人材養成」の「基盤的ソフトウェア」に、「ユビキタス&ユニバーサル情報環境の設計技術者養成」のユニット名で応募したものです。
 この養成ユニットでは、情報環境において、時間的・空間的制約の解消だけでなく、使いにくさの制約も解消して、誰でも自然に利用できるような、満足度の高い情報環境を設計・開発できる技術者の養成を目指しています。
 
     
    
←前の記事〉                                               〈次の記事→


439号目次へ戻る