日本特許-5

発明の名称 熱拡散反応装置
発明者 国眼孝雄、川合智、三菱化学(株)
出願番号 特願平8−8279
出願日 平成8年(1996)1月22日
特許出願人 国眼孝雄、三菱化学(株)
公開番号 特開平9−202601
公開日 平成9年(1997)8月5日
要約
課題:生産性の向上した熱拡散反応装置を提供する。
解決手段:一対の器壁を、その一方が高温に他方が低温となる
温度差を有するように構成して対向させて配置し、その器壁間に
反応空間を形成させてなる縦型反応容器において、該反応容器の
反応空間内に反応原料ガスを導入するための導入口を該反応空間
の上下方向の中間部に設け、高温の器壁側での反応で得られる
複数の反応生成物のうちの分子量の大きい生成物を熱拡散により
低温の器壁側に拡散移動させて導出するための第1の導出口を
該反応空間の下方部に設け、かつ分子量の小さい生成物を
高温の器壁側に拡散移動させて導出するための第2の導出口を
該反応空間の上方部に設けてなる熱拡散反応装置。