♦実験装置

乳鉢+乳棒
原料を混合するためのもの。新物質合成はここからすべてが始まる。

電子天秤
原料を正確に量り取る。
ザルトリウス製。

グローブボックス
空気や湿気に弱い原料の混合・調整を行うために酸素濃度計、露点計、酸素除去装置、自作除湿装置がつけられた空間。UNICO製。

真空ライン
試料を酸素や水分の無い真空環境で高温焼成するための石英カプセルを作成する装置。

電気炉
調整した原料の混合物を焼成する。
/最高温度:約1050℃、3台

電気炉(自作)
左の炉と同等の性能をもつ自作の筒状の炉。
一個一万円ちょっとで作成できる。
/最高温度:約1050℃、30台

電気炉2(自作)
コンパクトながら1000℃まで昇温出来る。

電気炉3(自作)
ガスフローもできる。

ボックス炉1
中で試料が爆発しても安全。アズワン製。最高温度1300℃

ボックス炉2
KOYO製。最高温度1200℃

シリコニット炉
1450℃まで焼成可能な炉。
とある事件の引き金になった。
/最高温度:約1450℃

シリコニット炉2
縦にもできるので実験の幅が広がる。
未稼働につき整備中。
/最高温度:約1450℃

水熱合成オートクレーブ
地球内部で鉱物が生成される高温高圧の熱水が存在する環境と同じ環境を作り上げるための装置。
/最高温度:約250℃

赤外線加熱単結晶製造装置(フローティングゾーン)
大型単結晶を育成するための装置。(使用頻度は低め)

粉末X線回折装置
様々な装置・合成手法で作成された試料が既知の物質なのか、新物質なのかを決定する。
リガク製

雰囲気セパレータ
大気不安定な試料のXRDを不活性ガス中で
低バックグラウンドで測定するための装置
リガク製

卓上フライス盤
石英管と反応する試料を合成する際に使う
カーボンるつぼ等を作成する。

超伝導マグネット
得られた新物質の磁化を測定する装置(現在調子悪くて止まっている…)
OXFORD製

電気抵抗測定装置&交流帯磁率測定装置
物性測定用の液体ヘリウムベッセルに
直接挿入して測定を行うdipping式。
自作

磁気特性測定システム MPMS (東大物性研)
超伝導量子干渉素子を用いて超高感度の磁化率を測定できる。
米国カンタム・デザイン社製