日本陸水学会第85回大会The 85th Annual Meeting of the Japanese Society of Limnology

オンライン開催

2021年9月20日(月)~9月22日(水)

公開シンポジウム

公開シンポジウム「森里海のつながりを改めて考える」

企画:吉岡崇仁1・白岩孝行2・大西健夫3・楊 宗興4
(1 京大フィールド研;2 北大低温研;3 岐阜大;4 農工大)

開催主旨:森の恵みが川を介して海とつながっているという「森里川海のつながり」という考え方は比較的広く知られています。これまで、それがどのような実体のものなのかに関して、いくつかの研究が行われてきましたが、流域の湿地的環境の重要性や河川生態系における餌資源について新しい知見が最近得られてきました。今回のシンポジウムでは、森や湿地が、水域の物質循環的にどのような役割を果たし、その機能をどのように維持保全しようとしているかという観点から、森里川海のつながりを改めて考えてみたいと思います。

日時:9月20日 (月・祝) 9:30~12:30(予定)
会場:Zoom-Webinar

※ 大会当日の会場は、右のリンクをクリックしてお入りください。 公開シンポジウム Zoom会場
(予定を変更し、Webinarではなく通常ミーティングのZoomを利用することにしましたので、マイク・カメラをオフにし、静穏な環境での開催にご協力をお願いいたします。)

対象:一般市民,陸水学会員
参加費:無料

主催:日本陸水学会第85回大会実行委員会



公開シンポジウムの要旨はこちらからダウンロードできます。


プログラム

9:30     開会

9:30-9:35 シンポジウム趣旨説明(吉岡崇仁・白岩孝行)

【森から川への有機物供給】
9:35-10:00 「多様な生物が紡ぎだす森・川・海の連環」 
    佐藤 拓哉(神戸大学大学院理学研究科・准教授)

10:00-10:25 「落ち葉を介した森川海のつながり」 
    長坂 晶子(北海道立総合研究機構林業試験場・研究主幹)

【陸と水の境界域について】
10:25-10:50 「干潟や谷戸ではなぜ、多くの生物が生息しているのか? - エコトーンにおける養分供給能の新理論- 」
    楊 宗興(東京農工大学大学院農学府・教授)

10:50-11:15 「佐渡島に再導入されたトキと水田環境」 
    永田 尚志(新潟大学佐渡自然共生科学センター長・教授)

11:15-11:40 「河道内氾濫原の保全と再生」 
    原田 守啓(岐阜大学流域圏科学研究センター地域気候変動適応センター長・准教授)

11:40-12:30 パネルディスカッション
  話題提供者:佐藤拓哉・長坂晶子・楊 宗興・永田尚志・原田守啓
  コンビーナ:吉岡崇仁・白岩孝行・大西健夫

12:30-12:35 閉会挨拶 

12:35     閉会

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