学部4年生の一日

A day of a Student

A day of a Student

Calibration of time is a first step to the celebration of outcome.

朝は10時までに研究室に到着し,夕方または晩は翌日に疲れが残らないくらいのほど良いところで退出します.開始時間に最低限の条件を付けているのは,研究室内の仲間達と充分に助け合える素地を確保するためです.一日どれくらいの時間を研究室で過ごすのが良いのかは,その人が卒論等を無理なく仕上げると共に,修士課程の間に学術雑誌論文を出版するのにどれくらい時間が必要かに左右されます.つまり,その人が成長することも含めた長期的な意味で,最もその人の生産性が高まるように過ごすという趣旨です.ということは,究極的には本人が一番それをわかる余地があると同時に,結局やってみないとわからない面も必ず残っています.したがって,その趣旨を踏まえ,焦らず怠らず,各人がその人なりの最善を尽くすということになります.研究室に加入する人は二十歳を過ぎた大人なので,基本的な自己管理ができていることが想定されています.

 

朝はある程度の時間に来ておかないと,悪循環に陥るリスクが高くなります.また,朝起きるのが苦手と言う人も,毎日ほぼ同じ時刻に起きているのであれば,ただ一度日本時間に合わせるだけのことです.朝起きるのが苦手な人も皆で励まし合って,お互いに助け合うことができる健康的な研究室のスタイルを維持増進することが期待されています.余裕がある限りは困っている人がいたら助けてあげると気分が良いものです.また,研究室は和やかなのが良いですが,人が集中しようとしている時はすぐに察知して最大限配慮してあげましょう.研究室の学生は一人一人が大切なチームの一員です.つまり,研究室は決してバラバラな個人の単なる集まりではなく,かといって個性を無視したガチガチに窮屈なものでもありません.全体の方向性がうまく整うように必要に応じて花崎がリードしますが,他人に影響を与えるポイントを日頃から自分でよく理解して,お互いに良い影響を与え合う過ごし方が期待されています.研究室の学生どうしでも常に互いを気にかけて,卒業してから振り返った時に懐かしく思い出すような主体的で充実した時間を過ごしましょう.



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