教育方針


園芸学研究室では,野菜,果樹,花きの園芸作物について形態学および生理・生態学的特徴を理解するための,セミナーでの教育,実際の園芸作物の栽培実習,さらに個別の研究活動を通じて,農業および園芸関連産業,あるいは食品関連産業を担うリーダーを養成することを目指しています.




セミナー

 毎週木曜日の午後1時から開催し,卒論や修論の計画や中間発表,テーマ発表,論文紹介を行っています.また,農業新聞などに掲載された記事の中から興味ある話題を紹介することも行っています.セミナーを通じて,野菜,果樹,花きの園芸作物について形態学および生理・生態学的特徴の基本を理解し,その上で植物の生命活動の不思議さ,園芸作物のおもしろさを理解できる教育を目指しています.



栽培実習

 毎週金曜日の午前10時から行っています.管理をしているブルーベリーなどの植物や植物工場で作業をしています.作業内容は植え替え,剪定,掃除など多岐に渡って行っています.
 なお,学園祭では植木市を行っています.40年以上にもわたる伝統行事です.すべてのことを学生が企画・立案・実行します.植木市を通じてシクラメンやパンジーなどの種類を覚え,栽培方法の勉強をすることもできます.



卒論の研究テーマ

 教員と学生との相談で決定します.(詳しくは過去の卒論テーマをご覧ください.)卒論作成における研究では,計画,実行,考察,まとめの各段階において,先輩や教員がサポートしますが, 「まずは学生が考える!」を基本にして指導を行っています.栽培試験を含む研究では作物の栽培ができて,その上で生産物を収穫してから実験が始まるので,データをとるのに長期間を必要とする場合もあります.また,ルーチンな作業やデータの解析も多いのですが,新たな発見もあります.「研究がおもしろい,もっと続けたい」あるいは自主・自立の精神が芽生えることを期待して,あらゆる角度からサポートします.

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