教授

秋澤 淳 東京農工大学 工学研究院
先端機械システム部門 教授

より効率的なエネルギーの使い方を実現し、地球環境の保全をめざす!

 皆さんは日常的にエネルギーを消費していることを意識したことがありますか? 電灯をつける、お風呂に入る、冷たいものを飲む、電車や自動車に乗る、 エアコンや暖房を使う、テレビを見る、食事を作るなどなど、ほとんどの生活は エネルギーを使うことによって支えられています。
 一方、エネルギーを使うことが地球環境に影響を与えることを知っていますか? 石油、石炭、天然ガスといった化石燃料を燃やすと二酸化炭素を放出しますが、 大気中の二酸化炭素濃度が高まると地球が温暖化すると予想されています。 その結果、気候が変動し、農業生産や水利用などが影響を受けることになります。
 私たちは有限な化石燃料をより効卒的に使い、地球環境を維持しなければなりません。 そのための有力な方法の一つが省エネルギーです。これには(1)使うエネルギーそのものを 減らす、(2)エネルギーの使い方を変える、(3)拾てたエネルギーを回収して使う、 の3通りが考えられます。発電の効卒は約35%ですが、残りの65%のエネルギーは 大気中に放出されます。この従来廃棄していた熱を拾てずに暖房・給湯に利用する技術が コジェネレーション(熱電併給)と呼ばれ、 近年導入が増加しつつあります。 また、高い温度で使った熱を低い温度の熱需要に供給する考え方、 すなわち”熱の多段階利用”が今後重要になってきます。

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客員教授・協力者・秘書

【協力者】 小田 拓也 榎木 光治
【秘書】 松岡 弘美

博士課程

【Ph.D】 Jundy CASTIL Solar-driven Chilled Storage with Double Effect Adsorption Cycle



東谷 拓弥 住宅街区の脱炭素化に資する電気自動車を活用した分散型エネルギーシステムの設計





BAYASGALAN Onon Development of machine learning method to forecast solar energy based on satellite and ground measurement data



【社会人Dr.】 諏訪部 泰徳
山田 哲
佐藤 潤










修士課程2年

青山 伊吹 GAXサイクルの性能評価

長田 理玖 二重CPC型集熱器の実験による集熱性能評価

畠山 公佑 水素との競合を考慮した合成メタンの導入可能性評価(日本ガス協会共同研究)

修士課程1年

越智 侑七 ソーラークーリングシステムのTRNSYSモデル

神田 航太 既存技術を用いた脱炭素化シナリオの導出

学士課程4年

栗原 俊介 太陽熱季節間蓄熱の経済性評価

高田 和希 コージェネレーションシステムに関する研究

田中 裕 二重効用吸着サイクルシミュレーション

田邉 壮太 Multi-Pro CPC の設計