Process Systems Engineering
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山下研究室
主な研究内容
本研究室は,化学工学の知見と人工知能などの知見の両者を用いて,化学プラントのスマート化に貢献します.
プロセス・モニタリング(状態監視)
化学プラントには, たくさんのセンサーとアクチュエータが設置されていますが,システムが複雑すぎたり,必要なセンサが無かったりといった理由で,プラントの状態を適切に監視することは容易ではありません.
そこで, 品質や性能などを高性能に監視し,適切なアクションを実行する方法について研究しています.
具体的には,例えば,ソフトセンサーの活用や,熱交換器のファウリング監視手法の開発,異常検出や異常診断手法の開発などを行っています.
状態予測
化学プラントの状態がどのように変遷していくかを推算し,将来を予測することができれば,いち早く対策を考えたり,より適切に運転したり対処したりすることができるようになります.
そこで,化学プロセスの動的モデル化手法や将来の状態を予測する方法について研究しています.
具体的には,例えば,複数のモデルを適切に取り扱うための手法の開発や,予知保全,シミュレータの活用などを研究しています.
プロセス制御
プラント運転の足回りは制御系です.スマート化は,適切な制御系が前提です.そこで,実用的な制御系の設計手法と,それらのスーパーバイザり手法の両方について研究しています.
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