Last Up Date 11/14/1997

66.7‰


 登山鉄道などを除いた幹線としては日本で最急勾配であった66.7‰(パーミル:鉄道の勾配を表すのによく用いられる千分率で、水平方向に1000m進むのに対して、垂直方向に何m登ったかを示す。)は角度に直すと4度弱であるが、万が一制動が行われなかった場合の加速度は毎秒2.2km/hにもなり、その急勾配を克服するが故に碓氷線には数々の最新鋭の技術が投入されたのであった。アプト時代は一部68‰の部分があり、また粘着運転時代の下り線は66.4‰が最急であった。



戻る