編集後記

編集責任者 村田 実貴生 

 今号は、年度が改まってから初めての発行ということで、初々しいが力強い一年生の活躍が目立った。三年生に「五枚以上書け」と言っても、軽く聞き流してしまうが、一年生は、私の言うことでも守らなければならないと思ったのであろうか、しっかりと書いてきてくれた。
 思えば、もうそろそろ世代交代の時期である。私が一年生の時に、二年生がいなかったために、一二月の最後の必修クラブをもって部長となってから一年半が経つ。
 文化祭までは三年生も活動することに決めたので、もう少し猶予はあるが、もう後は一号だけだと考えると、感傷的になったりもする。
 が、後継ぎには全く問題はない。後は、文化祭の時に発行されよう五十七号に向けて、高校三年間の集大成として、文章を書き続けるだけである。
 部引退までの中継号の趣を呈してきたので、これくらいにするが、創刊号からこの五十六号までの一つ一つのつながり、そして五十六号からその先への一つ一つのつながりを大切にしていきたい、と思う。

 余談になるが、今号は、我が家のワープロの自動ページ番号印刷機能(と言っても大分面倒臭いのだが)を使ってページ番号をつけたので、ページ番号がゆがまずにすんだ。些細なことではあろうが、一号一号を発行していくにあたり、改良の余地を模索しているのである。


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