底には いつも炎があった いつ消えるともしれない 紅の叫びが 私を縛りつけている いつもの さりげないやりとりの中の さぐりあい たとえ 事実に背を向け たたかうことを拒んでも 状況は 緩やかなスロープを滑りおりてゆく なしくずしの境界線 友達だと わかってはいるけれど 消せない炎は 燃えさかる 乱れる私を とり囲み 乱れる心を 映しながら