学内の動き U来訪・訪問
◎ 中野内閣府大臣政務官が本学を視察
 2月2日(木)、中野英幸内閣府大臣政務官が、本学を訪問されました。
 千葉一裕学長から、社会の発展・地球規模の課題解決に向け、大学として新たに取り組んでいる事業を中心に今後の産官学連携構想などの説明を受けられた後、意見交換を行いました。中野政務官は、食品製造や環境問題、林業の現状など、幅広い内容で発言・質問されました。
 その後、農学研究院生物生産科学部門の天竺桂弘子教授の研究室で、昆虫資源利活用の新たなカタチについて説明を受けられました。中野政務官は、食品残渣を餌にし、飼料や肥料としての活用が期待される昆虫や、ガンの治療につながる可能性を秘めた仕組みを持つ昆虫をご覧になり、研究の状況について積極的に質問されました。
 また、天神町牛舎を視察され、農学研究院生物生産科学部門の杉村智史教授から、良質な受精卵を選別し、健康な子牛を産ませる技術について、説明を受けられました。中野政務官は、実際に同技術で誕生した牛を観察されるとともに、細胞を生きたまま連続観察する「ライブセルイメージング技術」による受精卵の映像をご覧になりました。
 
千葉学長と意見交換を行う中野政務官
昆虫資源の活用に関する研究を視察 天神町牛舎の視察
 
←前の記事 次の記事→

649号目次へ戻る