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◎ 府中市主催「市長と語る会」を開催
 10月28日(木)、府中キャンパスにおいて府中市の主催で「市長と語る会」を開催しました。
 市長と語る会は高野律雄府中市長が目指す都市像「みんなで創る 笑顔あふれる住みよいまち」の実現に向けて開催されている市長と市民の直接意見交換会です。 高野市長の就任後毎年継続して行われており、農業高校や府中市で活動している団体など多くの方と語る会を開催しています。
 今回は「デジタルツールを活用した市政運営」をテーマに府中キャンパスの学部生、院生、留学生が参加しました。
 府中市ではSNSでの情報発信や証明書のコンビニ交付などデジタルツールを活用した市民サービスの提供を行っており、今後もデジタルシフトは加速すると考えています。市に整備してほしいデジタルツールや現在の手続き等の改善点を話し合い、市政に反映させることを目的として意見交換を行いました。
 語る会の最初には高野市長と船田農学府・農学部長から挨拶があり、加用農学府・農学部広報・社会貢献委員長の司会で進行しました。

参加した学生からは
・行政手続きでのデジタルツール使用に関して得意不得意や知識の差があるがどのように差を小さくし、フォローアップを行うかについて
・書類申請の電子化について(マイナンバーカード活用による申請の電子化、各種申請書の電子ファイルでの配布)
・ふちゅチケの使用方法改善について
・府中市HPの表示やマイページ作成の提案について
・市長のSNS活用について
・行政手続きの多言語対応とPDF媒体での提出について
・公的施設利用申し込みの改善について
等、活発な意見が提案されました。

 高野市長からは今の若い人は各種手続きの際ほとんど電話を使用しないと聞いたが実際はどうなのかと質問があり、スマートフォンのみで申し込みを完了させている学生が多くいました。留学生からは電子手続きの際、名前が長いためフォームに入力できなかったという問題点も寄せられました。
 最後に高野市長から日本国内だけでなく世界とのつながりも考えどのような方にも参加できる行政となり、デジタル化を進めることで暮らしやすく情報の手に入りやすい街にしていきたい。そんなことを考えることができる機会になったとお言葉がありました。
 市長と語る会は直接学生が市長と意見交換を行う貴重な経験となりました。
 
 
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