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◎ 「GIYSE(グローバル科学技術人材養成)プログラム・2020年度ラボステージ海外研修タイ」をオンラインで開催
 「GIYSEプログラム(最下段参照)」の「2020年度ラボステージ海外研修タイ」を、3月26日(金)の午後に開催しました。タイのカセサート大学(Kasetsart University)、サトリ・シ・スリヨタイ高校(Satri Si Suriyothai School)と合同で実施しました。当初の計画では、現地に渡航する予定でしたが、コロナ禍によりオンラインでの開催となりました。

参加者は以下の通りです。
・GIYSEプログラム受講生:16名
・GIYSEプログラムスタッフ・東京農工大学教員:12名
・カセサート大学教員:7名(農工大OB/ OG含む)
・サトリ・シ・スリヨタイ高校生徒:20名
・サトリ・シ・スリヨタイ高校教員・スタッフ:9名

 Session 1 では、カセサート大学農学部准教授のドンルディー・ジャイスット先生の講演「Agriculture and Technology in Thailand」を聴講し、タイにおける農業の概要と農作物の種類、タイで活用されている農業機械について学びました。
 
ドンルディー・ジャイスット先生の講演
 Session 2では、GIYSEプログラム受講生が、各自で取り組んだ個別課題研究、もしくはグループ実験について、スライドを用いて英語で発表し、コメンテイターとして参加したカセサート大学の先生方からの質問に英語で答えました。

 Session 3 では、サトリ・シ・スリヨタイ高校の高校生が実施している科学プロジェクトについて、スライドを用いてグループ発表を英語で行いました。発表後の質疑応答も英語で実施しました。
GIYSE受講生とタイ高校生の発表の様子
 Session 4では、高校生が5グループに分かれて、交流の機会をもちました。本学で学んでいるタイ人留学生や留学生OG、農工大教員がファシリテータをつとめました。食文化や学校生活などについて、タイと日本の共通点や違いなどについて話し合い、交流を深めました。
交流会の様子
<GIYSEプログラム>
 2018年度よりJSTから委託された事業で、本学グローバル教育院が実施しています。これは、将来、科学の専門分野で国境を越えて活躍する研究者、技術者を目指す高校生のためのプログラムです。研究を進める際に必要な知識を学習するクラスステージ(定員40名)と、個別に課題研究を行うラボステージ(定員15名)の2段階で構成されています。  
 
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