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◎ 「GIYSE(グローバル科学技術人材養成)プログラム・クラスステージ:第5回スクーリング」「ラボステージ活動報告会」「修了式」を開催
 「GIYSEプログラム(最下段参照)」のクラスステージ第5回目のスクーリングを2月13日(土)、14日(日)の2日間にわたって実施しました。また、14日には、ラボステージ生の活動報告会と、両方のステージの修了式をあわせて実施しました。両日ともオンラインで開催しました。

 13日(土)に実施した、情報学実習「内積(掛け算・足し算)と接線と人工知能」では、本学工学部知能情報システム工学科准教授堀田政二先生が講師となり、人工知能に関する講義を受け、グループディスカッションを重ねて、Web上で動作するシミュ―レーターを用いて人工知能の特性を調べて、各グループで意見をまとめました。
 
講義の様子:グループで議論した内容をリーダーがフリップなどを使って発表
 
 「English Communication for Scientists」では、自然現象や科学実験の様子を英語でプレゼンテーションする活動に、東京農工大学に在籍する留学生TAとともに取り組みました。1日目は、12月のスクーリングで選択したテーマの内容を発表するスライドを準備し、リハーサルを行いました。2日目の14日午前中には英語で口頭発表を行いました。
 全てのグループ発表の後に、ベストプレゼンテーションと最もユニークなプレゼンテーションの2つを投票で決めました。受賞チームのメンバーと留学生TAには後日賞品が贈られます。
「English Communication for Scientists」受講生は口頭発表をオンラインで実施
 
 14日午後には、ラボステージ生の活動報告会を実施しました。個別研究課題に取り組んだ4名と、グループで実験を行った3グループが、1年間の研究成果をスライドを用いて口頭で発表しました。本学で個別研究課題を指導した教員、受講生の所属高校の先生、保護者の方なども聴講し、質疑応答はチャットと口頭の両方で活発に交わされました。
「ラボステージ生活動報告会」のスライド
 14日夕方には、修了式を執り行いました。受講生を代表して3名の高校生から、印象に残った講義やプログラムに参加した感想を述べてもらいました。また、本学グローバル教育院長千年篤先生、および教育担当理事(GIYSEプログラムコーディネーター)の有江力先生より、年間を通しての総評をいただきました。
 クラスステージ修了の40名から2021年度のラボステージに15名が進む予定です(希望者が多い場合は選考)。
受講生を代表して感想を述べてくれた受講生たち
左:千年篤グローバル教育院長、右:教育担当理事・有江力副学長

<GIYSEプログラム>
 2018年度よりJSTから委託された事業で、本学グローバル教育院が実施しています。これは、将来、科学の専門分野で国境を越えて活躍する研究者、技術者を目指す高校生のためのプログラムです。研究を進める際に必要な知識を学習するクラスステージ(定員40名)と、個別に課題研究を行うラボステージ(定員15名)の2段階で構成されています。今年度のクラスステージは、年5回開催しました。
 
 
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