本研究室の卒業生たちが研究室内で得た研究に対するポジティブな考え方と基礎能力を糧に、社会で活躍して輝くことができるようにと心から願って、教育・道徳・研究指導に精一杯励んでます。
オリジナルの装置や独自のデータ解析手法を用いて、他に類のないオンリーワンを目指して研究を行っています。
自力で考えて能動的に研究を発展させて、さらには研究結果を整理して洞察できる能力を高めるための、ディスカッションを主体にした教育を行っています。
高分子の研究・開発で最も重要な「新材料創製」と「構造評価」と「物性評価」を三位一体で行い、汎用プラスチック・エラストマーから機能材料やバイオ材料に至るまでの広範囲な研究分野にチャレンジしています。
このような精神のもとで、高分子(ポリマー)を結晶化・延伸・発泡・ブレンド・超臨界流体処理させて、ナノメートル次元からマイクロメートル次元に至る多様な形態を得るための精密高次構造制御を行い、種々の構造制御法で得られる高次構造と光学・電気・力学物性との関係や、高次構造発現機構に関する基礎科学を研究しています。
技術経営(Management Of Technology: MOT)教育を導入して、研究に加えて研究以外での幅広い知識・教養も兼ね備え、企業・教育機関でリーダーの役割を担える器の大きな人材の育成を目指します。
平成25年度の大学院修士課程の入学学生から、「工学府産業技術専攻(専門職大学院課程)」で募集を行います。
斎藤 拓