酵素工学と代謝工学は、今や事実上あらゆる所望の化学製品の持続可能な生合成を可能にする。この合成生物学の研究動向は、様々な化学物質や材料の生産を向上させる将来の希望として爆発的に広がっている。目的化合物の微生物生産を工学的に行うには、DNAの合成と編集、宿主株の構築、最適な代謝経路を構築するための適切な遺伝子の選択、代謝物の分析、生産力価のスケールアップなど、多くのステップが必要である。これらのステップの中で、酵素の発見とエンジニアリングは、最も標準化と自動化が遅れているプロセスのひとつである。さらに重要なことは、現在知られている代謝経路を拡張して、新しいタイプの価値ある化合物を生産することは、特殊な酵素機能の発見やエンジニアリングに完全に依存しているということである。したがって、創薬酵素工学研究室は、薬用化合物の生産のための計算酵素工学的アプローチを開発、体系化、応用するために設立された。
テニュアトラック准教授
東京農⼯⼤学 ⼤学院
⼯学府 ⽣命⼯学専攻
Virginia Polytechnic Institute and State University, Department of Biochemistry, PhD - Biochemistry; B.S. - Psychology
Research Map ID: 7000020528