教育環境の整備とファカルティーデベロプメント(FD)

グローバル教育院は、教育環境の整備とFD研修の企画、実施を担当します。教育改善や課題対応、さらに、新しい教育手法の提案などに取り組んでいます。

ファカルティーデベロプメント(FD)
FDでは、毎年、新任教職員研修や英語研修の他にも、テーマ別の講演会などを開催してきました。

学内アンケート
入学生アンケート、授業アンケート、卒業生・修了生アンケート、学生生活実態調査などの各種学内アンケートを通し、教育状況や大学環境に関わる情報を収集、分析しています。

遠隔授業の設備やツールの活用方法
キャンパス間連携、大学間連携を促進するための遠隔授業システムや、参加型授業をサポートするツールなどの活用方法を提案します。

教員用マニュアルリンク集
教育活動に関わるマニュアルのリンクを集めました。

ファカルティーデベロプメント(FD)

毎年4月に、新任教職員研修を開催します。
また、グローバル化への支援事業として、英語による研修も行っています。開催に際しては、ポータルなどを通して参加者募集のお知らせをお送りしています。

テーマ別の講演会・シンポジウムも開催します。ここには、過去に実施したFDをご紹介します。

ファカルティーデベロプメント(FD)
過去のFD実施状況


2021年7月2日・12月3日「国際的な研究について理解を深める教育とは」
2020年12月4日「国際的な研究環境構築を目指し研究室に留学生を受け入れる準備をしよう」
2020年7月3日、10日「コロナ時代における教育グローバル化の手法」
2019年11月20日「農工大の教育のグローバル化を推進するには?」
2019年6月19日「研究室の留学生と日本人学生って協働してますか?」
2017年1月26日「英語化授業は教育効果の照準をどこに合わせるのか」
2016年10月22日「高校で浸透するアクティブ・ラーニングをどのように大学教育に接続するか?」
2014年3月26日「授業外学修の推進に向けて」
2014年2月28日「教学データを活用した教育改善活動(FD)の取り組み」

各種学内アンケート

各種学内アンケートを全学で実施し、教育状況や大学環境をモニタリングのために情報を収集・分析しています。アンケート結果は、課題抽出、教育改善、入試分析などに活用しています。

入学生アンケート

頻度: 毎年4月
対象: 学部、学府の新入生全員
概要: 本学の志望理由や進路希望、留学希望について

授業アンケート

頻度: 年2回(前期、後期)
対象: 学部、学府の全授業科目(ただし、履修人数が10人未満の科目や、学外演習科目などのアンケート実施が難しい科目を除く)
概要: 理解度や興味関心などの学生の学習状況や、教育手法や意欲などの教員の教育状況について
総評: 学内公開 しています。

卒業生・修了生アンケート

頻度: 年1回
対象: 3月/9月に、学士課程、修士課程または博士課程前期、博士課程または博士課程後期をそれぞれ卒業、修了した卒業生、修了生
概要: 進路や大学教育、カリキュラム、研究環境、生活支援などについて

学生生活実態調査

頻度: 3年ごと
対象: 全学生
概要: 生活や学習状況、課外活動、学生生活、進路(就職、進学)などについて

遠隔授業の設備、ツール

遠隔授業システム

教養教育では、府中キャンパス〜小金井キャンパス間連携や三大学連携(東京外国語大、東京農工大、電気通信大)を推進するため、遠隔システムを使った授業を計画しています。

可能な限り、遠隔授業でもインターアクティブな授業を展開できる方法を検討中です。

システム導入が決まりましたら、こちらのページにご報告いたします。

授業支援ツール

グローバル教育院では、様々な教育手法の実践や開発を検討していきます。

例えば、本学ではゼミ形式や実験・演習授業など、小グループで活動する授業は多数ありますが、大人数教室ではアクティブ・ラーニング型または参加型授業を行うことが難しいという課題があります。そこで、平成29年に、オンラインのアンケートツールを試用したところ、90〜120人規模の授業でも意見共有や授業内容の理解度確認を行うことができることが確認できました。今後も検討を重ね、効果的な教育手法を開発、発信していきたいと思います。
じゅぎょうでGoogle Formを使用している様子

教育活動において必要と思われる様々な学内システムのマニュアルまたはガイドラインへのリンクを置いていく予定です。